2024年最新【アニメ✕ブロックチェーン活用事例】
本記事では、アニメーション産業におけるブロックチェーンの最新活用事例を5つ紹介します。
この記事を読むことで、みなさまのお仕事にブロックチェーン技術を導入するヒントを掴んでいただければ嬉しいです。
1.AZUKIが主導する「AnimeChain」
NFTプロジェクト「AZUKI」がローンチパートナーとして主導するアニメネットワーク。Web3におけるIPの発展を促進し、アニメやゲーム、実商品の制作を目指します。
AZUKIは、人気NFTプロジェクトとして知られるが、アニメ制作にも参入。電通らと協業し、ONE PIECE FILM REDやコードギアスで知られる谷口悟朗氏をクリエイティブプロデューサーに迎えたアニメ作品を公開しました。
2.生成AIを用いたアニメ制作へ 日本発の「アニメチェーン 」
AI時代に日本のアニメ文化を発展させるため、ブロックチェーンを活用。権利許諾を受けたクリーンな基盤学習AIでアニメ制作ツールを開発し、クリエイターの創造性を高め還元の仕組みを実現することを目指す。生成AIがはらむ著作権・倫理問題を解決するため、生成物のトレーサビリティを確保したクリエイターが安心して利用できる創造性支援ツールを開発。
また、アニメチェーントークン(仮)を発行し、アニメIPに対してグローバルで投資可能とするスキームを構築する。Turingum前CEOの三瀬 修平氏、Tokyo Otaku ModeのPaji/安宅 基氏、double jump.tokyoファウンダー玉舎 直人氏らが準備委員会メンバーとして参画している。
3.公式二次創作クリエイターによるNFT作品
AKIBA観光協議会によるコミュニティ・AKIBA EDENはタツノコプロのアニメ「マッハGoGoGo」「みなしごハッチ」「キャシャーン」のキャラクターを活用した、公式クリエイターコラボプロジェクトのNFTコレクションを展開。募集で選ばれた21名のクリエイターが作品制作。KDDIが提供するNFTマーケットプレイス「αU market」で24年3月に販売した。
クリエイターが自由に表現活動を行えるよう、版権元と直接協議しながら、正式に二次創作を許諾する仕組みを実現している。
4.大手アニメスタジオ「東宝」「東映」も参画
東宝「Mofu Mofu Music Caravan」
音楽を軸としたオリジナルIP。ミュージックビデオで世界観やストーリーを訴求しながら、web3やSNSを活用しながらファンコミュニティを形成し、最終的にはアニメシリーズ化や映画化を目指す次世代のエンタテインメントプロジェクト。エンタテインメントコンテンツを初め、NFT、ゲーム、など多岐に渡る展開を予定している。ヒャダイン氏による楽曲、島﨑信長氏、野島健児氏、田中沙耶氏ら豪華キャスト陣が発表されている。
東映アニメーション「電殿神伝-DenDekaDen-」
web3を活用した新規IPの創出。23年1月にローンチし世界的に話題となった。投票やSNSでの投稿によりストーリーが分岐していく。10%以上の手数料を払えば個人がキャラクターを活用したNFTを販売することも可能。コラボビールやVTuberとしての展開などもおこなわれている。
以上、アニメ業界におけるブロックチェーンの最新活用事例をご紹介いたしました。2023年までは、既存のアニメや漫画IPをNFT化して販売する事例がありましたが多くは失敗に終わっています。web3の利点を活用したプロジェクトが生まれつつあり、今後の展開に期待が集まっています。
PBADAOの紹介
■Web3総合ソリューション「pokke」
NFCチップを活用したWeb3総合ソリューション「pokke」では、ウォレットや暗号資産を必要とせずNFTを保有できる体験が提供されています。
■TORMO(とるも)について
既存サービスにも簡単に追加できる、秘密鍵がいらない、かんたんで使いやすいウォレットソリューションです。生体認証を通じてブロックチェーン上での取引を簡単に可能にします。
■株式会社PBADAOについて
代官山にNFTギャラリーを構えるNFTスタジオ兼システム開発会社。自社に、アーティスト、クリエイター、エンジニア、コミュニティマネージャー、マーケターを擁し、多種多様なNFTプロジェクトを展開している国内最大級のブロックチェーン企業です。
PBADAO:https://pbadao.com/
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お問い合わせフォーム:https://pbadao.com/contact
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