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あのミットに向かって2nd 特別編(東京旅)

岩:着いた〜東京!!!

梅:凄いね〜

史:ね〜
どこ行こっか?

梅:ルート決めた方がいいよね?

岩:そうだね。絶対迷子になるもん

史:東京駅にすぐ帰って来れそうで行けそうな…

秋葉原…

岩:アニメイト!
史緒里!行くよ!

史:あ!待ってよ〜
美波大丈夫?

美波:いいじゃん
私の行きたい所は後で行こっ?

史:ありがとう美波
って、置いていかないでよ〜

迷路のようになっている東京駅に翻弄されながらも到着

岩:でか〜

美波:宮城にないよ
ビル全体がアニメイトなんて
この5分の1くらいだよね

史:そぅだねぇ…はぁはぁ

岩:なんでそんなに息切らしてんの史緒里?

史:2人が速すぎんのよ

美波:史緒里、野球やってたんだから
余裕でしょ?

史:もう一年以上やってないから体力落ちてるよ

なんで、何もやってなかった蓮加がピンピンしてんの?

岩:好きなものには体力消費なんてありえないから
逆に回復する

史:私もアニメ好きだけど蓮加には勝てないわ

美波:さ!早く入ろう

史:なんで美波が1番楽しそうなのよ

美波:1日しか居られないんだから楽しまないと

史:そうだった
行こう行こう


3人はアニメイトを存分に楽しんだ

岩:ヒロアカあった〜
爆豪かっこいい〜
ハイキューもあった
ツッキィ〜
呪術!
🤞

史:田中さん!

梅:この前の研磨君いた


そして、この後3人は谷中銀座商店街で食べ歩きをし、

岩:うま〜

史:ヤバ〜い

梅:もう一回食べたい


スカイツリーに到着
史:ここで美波に問題
スカイツリーは何mでしょうか?

美波:それは馬鹿にしすぎ

333m

岩:ぷっ!

美波:えっ!違うの?
そしたら
3776m

史:いい加減にして
それ富士山ね

634mね!ムサシって覚えるの!

美波:へぇ〜

史:美波が高く言い過ぎて答え薄れちゃったでしょ!

岩:あはは🤣

このエレベーター、ホントに登ってるの?

史:そのくらい感じないよね

美波:高〜
東京を一望できるじゃん
それに富士山見える〜

史緒里!下見て

史:うん?
うわっ!ガラス張りじゃん
怖い😨

美波:蓮加は?

史:あれ?いない

もしかして…

岩:エレベーター降りれなかった

蓮加は屋上エレベーターに乗っていた

美波:ヤバい!見つけないと

史:どこいった?探そ!
まずLINE!

史L:蓮加どこ?

岩L:降りれなくて屋上に向かっちゃった

史L:わかった。私達もすぐ向かうね

史:蓮加、降りれなくて屋上に行ったらしいよ

美波:もうホントに蓮加ったら…


2人はエレベーターで屋上へ

美波:蓮加はどこかな

史:あっ!いた


すると2人はありえない光景を目にする

岩:ダダダダダダダダダー
待て〜

子供:あはは😆

蓮加は子供と走り回っていた

史:何あれ?

美波:心配して見に来て後悔した
史緒里降りよ

史:そうだね

岩:えっ!ちょっと2人置いていかないでよ〜


待って〜


その後蓮加は2人にこっぴどく叱られました

岩:う〜ごめんなさい


そして、浅草に行ったり渋谷を満喫した。
宿はというと…

まさかの蓮加のおばあちゃんの家

史:何この家…

美波:デカ過ぎて訳がわからない


岩:お久〜

おば:蓮加来たね〜
そして、2人が蓮加のお友達かな?

史:そうです。いつもお世話になってます
久保史緒里と言います

美波:梅澤美波と言います。
今日はありがとうございます。

おば:こちらこそ蓮加が迷惑かけてるわね

岩:それどういう意味?おばあちゃん

おば:そのままの意味よ

岩:う〜

おば:さぁおふたりさん家に上がりなさい

史:ありがとうございます。
お邪魔します

美波:お邪魔します

おば:蓮加〜
部屋は奥に大きな部屋があるからそこを3人で使ってちょうだい

岩:ありがとうおばあちゃん

史:ありがとうございます

岩:ザーッ

史:広っ!

美波:うちの部屋の何倍あんのよ
合宿できるよ

岩:いつかしよっ!

史:申し訳ないよ

岩:全然いいよ
ここまで運転士つけてもらうから

美波:それでいいってなる訳ないじゃん!

岩:今年の夏休みね!決まり〜

史:あっさり決まった

美波:こうなると止められないよね

岩:おばあちゃん!夏休み合宿という名の遊びにくるね!

史:いや、もう遊びって言っちゃってるし

美波:まぁでも楽しみができたじゃん

史:そうだね

岩:〇〇君も来れたらいいね

史:………

美波:流石に忙しくて来れないでしょ
甲子園出るかもしれないし
それはウチの学校も同じなんだけどね

岩:史緒里口数減り過ぎ

史:名前聞いたら会いたくなっちゃって

美波:ホントに好きだよね
羨ましいもん

岩:〇〇君みたいな人いないかなぁ

史:飛鳥は?

岩:えっ!ない!

美波:そんな言わなくても

岩:なんか違うんだよね
そういう美波は?

美波:ないね

史:飛鳥、勝手に失恋してる笑


飛鳥:なんか知らないところで心がズタズタにされてる気がする


史:いつの間にか恋バナしてるじゃん
まだ夜でもないのに

美波:明日早いんでしょ?

史:〇〇ママからは10時試合開始って聞いてる
だから、9時30分には着いときたいね

岩:早いよね

美波:ということは蓮加のおばあちゃん家を8時30分には出ないといけないと…

史:そうだね

岩:こうなったら…

あ、もしもし!

うん!

よろしく〜

史:どこに電話したの?

岩:おじさん!

史:それだけじゃわかんない
どこの誰?

岩:この家の家政婦さんみたいな人

美波:はぁ?

岩:明日8時30分に迎えにくるって

史:ちょっと待って
ウチら電車で行こうとしてたんだけど…

岩:眠いからお願いした

美波:次元が違いすぎる
こんなお嬢様の友達だったとは…

史:蓮加、お嫁に行けなさそう

岩:そんなことないもん
蓮加、家庭的なところあるもん!

美波:私達からは感じられないんだけど…

岩:ゲームするし、Uberするし…

史:えっ?
どういうボケよ
それ家庭的間違えてるよね
家庭でゲームしますと家で食べますってことじゃないのよ
家にいればいいってことじゃないのよ

梅:はぁ…
はい、そういうことで蓮加は普通の可愛い高校生でした

岩:もう〜
夏休みで見せてやる!


そうして夜は過ぎていきましたとさ


美波:はい!起きて〜

史:もうちょっと〜

岩:まだねぇるぅ〜

美波:わかった。〇〇を貰うね
こんなだらしない彼女なんて〇〇嫌いだもんね

史・岩:ピクッ

バァ!

史:起きた!!
岩:起きたよ!

史:う〜

美波:なんで泣きそうなの?

史:〇〇、私のこと嫌いになる?😭

美波:ならないから!

岩:嫌われた😭

美波:なんで蓮加まで泣いてんのよ

言われたくないなら早く起きて行くよ
今日は〇〇の大舞台でしょ?

史:可愛くして行かないと…

岩:私も!

史:蓮加はしなくていい!

美波:蓮加は〇〇もだけど他の男も狙ってるのね

岩:一石二鳥!

美波:一応言っとくけど〇〇は史緒里の彼氏だからね

史:そうだよ!奪らないで

岩:わからないよ
寝坊する彼女は嫌うかもしれないから

美波:蓮加も言えないけどね

岩:そうだけど…

美波:ということは私にもチャンスあるかも…

史:やめて〜〜〜〜


朝から騒ぐ史緒里達でした…


浦島野球場

◯母:史緒里ちゃん達来たね!
〇〇の為にありがとうね

◯父:ありがとう
〇〇のわがまま効いてくれて

史:いや、私のわがままです。

◯母:〇〇が喜んでいたわよ
絶対に勝つからと観といてくれって

史:………

美波:カッコよ!

岩:蓮加にも言ってほしい

◯母:それで2人が史緒里ちゃんのお友達?

美波:そうです!
梅澤美波と言います。よろしくお願いします

岩:私が岩本蓮加といいます

◯母:2人とも可愛いわね

美波:そうですか〜

岩:そんなことないですよ〜
お母様もお若いですのに

◯母:あら、そう?

美波:はい!

◯父:ごめんね、お世辞を言わせて

ドスッ

◯父:おう…

◯母:何?なんかいった?

◯父:いや、何も…
俺も可愛いと思ってますと

美波:強い…
でも、カッコいい
史緒里もそうなりそう

史:私もいつか〇〇のママになりたいもん

岩:〇〇君、自由ないね

美波:絶対にそうだよ

◯母:なんで〇〇の周りの女の子達はこんなに可愛いの?

◯父:羨ましいよ

◯母:今日は楽しんでいってね
帰りは一緒に帰ろうか?

史:それだとありがたいです
よろしくお願いします

◯父:お土産買って帰ろうね

美波:はい!

岩:ありがとうございます!




ゲームセット!

史:やった〜
完封だよ!〇〇サイコー

岩:凄過ぎて言葉が出ない

梅:見ない間に成長し過ぎでしょ
これは飛鳥に知らせない方がいいかもね

岩:そうだね
見るなら自分でって感じだよね

史:これはいつもの〇〇じゃないみたい

◯母:気づいた?

史:やっぱそうですよね

◯母:私達も初めて観たのよ
パパどう思う?

◯父:そうだなぁ
これで燃え尽きなきゃいいけどな

(あれは一つ間違えれば危ない…
あの時の自分を追い求めてしまう可能性がある
誰かが止める必要があるかもな)


◯母:じゃあ帰りましょうか

3人:はい

◯母:〇〇には会うの?

史:会えたらですけど…


そして、

〇〇:おう!来てたか!

史:来てたか、じゃないよ!
他にあるでしょ?

〇〇:久しぶりだな史緒里…

史:8ヶ月ぶりだよ…

〇〇:ごめんな…

美波:私たちは少し離れよっか

岩:そうだね

史緒里、10分後来るね〜

史:うん

〇〇:これいっていいのかな?
会わないない間にまた可愛くなったな☺️
化粧した?

史:!?


ギュッ


〇〇:!?
どうした?

史:会いたかった…
あと、気づいてくれてうれしい…

〇〇:良かった〜
そうじゃなかったらどうしようかと…

史:落ち着く…
〇〇、ガタイ良くなったね

〇〇:そうかな?
自分ではわからないもんだよね

史:カッコよくなって…
でも、少し怖い

〇〇:何が怖いの?

史:〇〇がどこか行ってしまいそうで…

〇〇:………

史:勝ったことは嬉しいんだけどいつもの〇〇じゃなかった

〇〇:はぁ
やっぱり史緒里には隠せなかったか…

俺、最後記憶ないんだよね

史:!?

〇〇:甲子園の最後もそうなんだけど
まだ甲子園の時を拭いきれてないのかもしれない

どこかで自分を信じきれていないのかもな
これは俺の試練

いつか必ず克服するよ



史緒里は〇〇を心配でたまらなかった…


史:無理は絶対にダメ!

〇〇:わかったよ…
約束するよ

史:ホントにする?
信じていい?

〇〇:うん!

史:(これは絶対に無理するな)
(その時は私が止める)

美波:終わった?

〇〇:久しぶりだな梅澤

美波:久しぶり!〇〇
元気そうだね

〇〇:そりゃあね
そっちこそ元気そうで良かったわ

で、岩本さんは?

美波:なんで隠れんてんの?

岩:久しぶりだね〇〇君

〇〇:久しぶり!

岩:ナイスピッチング!

〇〇:ありがとう
3人が観に来てくれて嬉しかったわ

それがこのピッチングに繋がったと思うよ

3人:そりゃあ負けたら許さなかったから!

〇〇:おう…勝ててよかったよ

あ、もう行かないと…

また観にこいよ!

じゃあな👋

あ、史緒里!

〇〇:コソコソコソ

史:!?

うん…


〇〇:またな〜

岩:またね〜

梅:バイバイ👋
(史緒里、何言われたのかな?)

史緒里行くよ
〇〇君のお母さん待ってるよ

史:あ、行く!

(〇〇:好きだよ
史緒里に会えてよかった)


照れて返せなかった
これは自分の宝にしよう…

美波:史緒里!
〇〇からなんて言われたの?

史:ん?
ありがとうって言われただけ

美波:それをわざわざコソコソで言わないでしょ?

史:〇〇が恥ずかしかったんだよ

美波:ふ〜ん
(絶対嬉しい言葉言われたな)


3人と〇〇の両親は東京駅で大量のお土産を勝った後、新幹線で宮城に帰って行った

史緒里は宮城まで外を見て考え事をしていた

史:〇〇大丈夫だよね…


宮城に到着

史:ただいま〜

史母:あら、おかえり!

史:これお土産!
ちょっと疲れたから部屋で寝てる
夕飯の時呼んで…

史母:わかったわ。
ゆっくり休みなさい

史:ありがとう
スタスタスタスタ…

史母:そっとしとこうかな
後で〇〇ママにお礼の連絡しておかないと…


ボフッ
史:あ〜

史:〇〇カッコよかったな…

好きって言われた🤤…

史緒里は静かに夢の中へと入っていった…

To be continued…

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