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あのミットに向かって2nd 特別編(マネージャー)

皆さんこんにちは私は雷道高校でマネージャーをしている2年の遠藤さくらと言います


今日は普段の私たちの日常をお見せしたいと思います。


先ず私、遠藤さくらは同じ2年の
賀喜遥香ちゃんにマネージャーを誘われて入部しました


最初卓球部に入ろうかなと思ってたんですがマネージャーも気にはなってたのでまぁいいかな


今まで私はインドアだったのでいつも家で読書している私が外の競技の野球部のマネージャーが務まるか不安です。

そして、
少しおっちょこちょいなところがあるらしく
私は考え事をしてると頭がパンクして他のみんなに迷惑をかけてしまいます

どうにかできないかなぁ

でも、1年マネージャーをやってきて、辛いこと、キツイこともありましたが
今ではマネージャーになって良かったと思います

先輩達は優しいですし、面白い同級生もいます。


〇〇君の野球している姿には、惹きつけられる何かがあります。
観ていてとても楽しいです

まだあまり話したことはないけどいつか話せれるように…

私の名前は賀喜遥香

さくらちゃんと同じ2年生のマネージャーです

中学生までは女子のバスケをしてました。
でも、高校で憧れの山下美月さんに誘われたので
やることにしました

でも、初心者も初心者
覚えることがたくさんあって大変ですが楽しくやっています。

マネージャー全員可愛いので毎日癒されてます。

特にさくちゃんはもう〜それはそれは…可愛いってもんじゃない

すみません。少々乱れてしまいました
選手達には感情移入してしまい私も甲子園決勝はスタンドで泣いていました。

マネージャーになって涙脆くなった気がします

私は3年の山下美月でしゅ

学校一の美人で漢達を幾千と虜にしてきました。

が、野球部は違いました。誰1人として私に興味を示さないのです。

特にあの御幸拓也。アイツは最初こんな感じでした

拓:マネージャーよろしく!

美月:私見て思うことある?

拓:何?いきなり、別に何も思うことないよ

えっ?もしかして何か俺忘れてることある?

美月:可愛いとかないの?


拓:えっ?ないけど


美月:💢

拓:言われたいの?

美月:もういい!いつか絶対に言わせてやる!

結局野球部だけ私の魅力に気づいてくれません

そして、一個下の1年も…


〇〇君の周りの女の子が可愛いらしい
今度会って話しをしないと…

私は、若月佑美。

この頭のおかしい山下美月の同級生だ。

美月は相変わらず全男子を虜にしたいらしいが私はどうでも良い。

野球部のマネージャーをする為に雷道高校に来たからには選手の役に立ちたい

その為に一生懸命頑張ってきたんだから

また夏の甲子園行きたいな
みんなガンバレ!

さくら:ということで、4人のマネージャーを紹介しました。

そして今日は新入生が入ってきました

どんな子がはいってきたのかなぁ…



井上和と言います。
雷道高校野球部のマネージャーになりたくてここを受けました。
皆さんのような美しくて選手に頼られるマネージャーになれるようがんばります。

遥香:和ちゃんも十分可愛いよ

美月:秘訣を教えるからね
美の

佑美:美じゃなくてマネージャー業務を教えなさい!バシッ

美月:痛いよ若〜


佑美:ほらもう1人いるから

ごめんね〜

いいえ、大丈夫です。
五百城茉央といいます。よろしくお願いします。

さくら:その漢字でいおきって言うんだね
珍しいよね

茉央:よく言われます

さくら:なんでマネージャーに?

茉央:弟がいるんですけど、その弟が野球をしてまして…

それで甲子園を観に行ったんです。

その時に、雷道高校に一目惚れしまして
入学することにしました。

そして、遠藤さくらさんが大好きなのも…

さくら:えっ!!

遥香:よかったね!さくちゃん

和:実は私もなんです…

3人:え〜〜〜〜

さくら:そんな憧れる人じゃないからやめて…

佑美:ウチら負けたね

美月:そんな〜

佑美:和と茉央って呼ぶね

2人:はい!


佑美:うちの高校は知ってると思うけど野球に対してすごく熱いの

2人:うんうん

佑美:その選手達のサポートをいかにスムーズにできるか。そして、これだけは忘れないで…

私達も"いち選手"ということ

和:私達もですか?

佑美:そうなの
これは監督からも言われると思う
だから、その自覚を持ってマネージャーをすること!

いい?

2人:はい!頑張ります

佑美:わからないことがあったらすぐ聞いてね〜
先輩達はみんな優しいから

2人:はい!ありがとうございます

佑美:そしたらグラウンドに行こう!



佑美:拓也〜

拓:おう!佑美
どうした?

佑美:新しいマネージャーを一足先に紹介しようと思って

拓:おう
あ、ちょっと待って

森田〜

〇〇:御幸先輩なんですか〜
今から健吾と走りにいくんですけど〜

拓:なら大谷も連れてこい

〇〇:健吾〜
御幸先輩が来いだってよ

大:え〜面倒臭い〜

〇〇:早く行くぞ!

ってお前!
自分の力で歩けや!

大:連れて行って〜

〇〇:このヤロっ!

拓:あのバカ2人!何してんだよ!
早く来ないと麻衣ちゃんに…

〇〇:!?
大:!?


ダダダダダダダダダー


マネージャー陣:何?目の色が変わったんだけど

拓:これが意外と効果あるんだよね

〇〇:来ました

佑美:今から新しいマネージャー紹介するから

〇〇:マネージャー入るんですね


大:また怖い人が入るんですか?


美月:ピクッ

遥香:健吾君〜ちょっとこっちに来ようか…

〇〇:あいつ終わったな


ボコッボコッダン


大:ひゃひゃしぃふぃとちゃちがふぁいるんでしゅね(優しい人たちが入るんですね)

佑美:そうだよ

拓:怖いって

〇〇:ぶるっ

美月:〇〇君、何かある?

〇〇:いや、何もないです…

美月:そうだよね〜マネージャーが怖いって思うことないもんね!

〇〇:はい。その通りでございます

拓:はぁ
で、紹介して

佑美:まず左の子

佑美:五百城茉央ちゃん

茉央:よろしくお願いします
(あの、決勝で投げてた人だ…
間近で見るとよりかっこいい…)

拓:よろしく

〇〇:うん、よろしくな☺️

茉央:はひ!

〇〇:(今、はひって言ったよな?気のせいか?)

佑美:そして、隣が井上和ちゃん

拓:なぎ?凪高のなぎかな?

和:平和の方です。
(御幸先輩に話しかけてもらえた!嬉しい)

拓:そっちね
よろしく

〇〇:よろしく〜

和:よろしくお願いします

佑美:って感じ
先に主将にはと思って

拓:そういうことか、佑美ありがとうな

佑美:拓也は下の名前で呼ぶと思うよ

和:そうなんですか?

拓:そうだね
和ちゃんに茉央ちゃんね

2人:はい!ありがとうございます。
私たちは何てお呼びしたら…

拓:先輩か主将かキャプテンとかかな?

佑美:それが良さそうだね

拓:呼びたい名前があればそれでも良いよ
あと、コイツのことは何て呼んでも構わないからね

〇〇:おい!それはどういうことだよ

拓:お前、マネージャーの名前覚えてんのか?

〇〇:そんくらい知ってますよ

拓:じゃあ呼んでみろ

〇〇:えっとまず遠藤さん

さくら:わたしから?

〇〇:ダメだった?

さくら:いや、先輩たちから呼ぶものだと…

拓:お前下の名前も言えよ!

〇〇:あぁもう五月蝿いな!
わかったよ

遠藤さくらさん

さくら:(ちゃんと覚えてくれてたんだ)☺️

拓:そして?

〇〇:賀喜遥香さん、かっきーだな

遥香:流石に忘れてたら飛び蹴りするところだったよ

〇〇:あぶね〜

さくら:あだ名で呼んでる😖

遥香:さくちゃん、嫉妬してる

〇〇:そして、先輩達…

若月佑美先輩と山下みつき先輩

拓:あ!

〇〇:えっ!おれ間違えました?

佑美:〇〇君その間違えは山下にしたら絶対ダメなやつ

〇〇:えっ?チラッ

美月:ゴーーー

〇〇:オワッタ〜

美月:私は"みづき"だ〜


〇〇:ぎゃぁあああああああ


〇〇:すみません。つぎこしょは必ず間違えず呼びましゅので…

拓:まぁ言えたからいいんじゃね
コイツが宮城の女ばっかり目がいってなくてよ!

マネージャー陣:!?

〇〇:御幸先輩…
それはマジでダメなやつ

佑美:今のどういうことかな?

遥香:詳しく聞かせてもらおうか

美月:逃げられるわけないよね〜

さくら:嘘ついたら許しません

和:私も知りたいです

茉央:聞かせてください

〇〇:これはあのですね…
すみません。話せません。
ダダダダダダダダダー

佑美:逃げんな〜

美月:話せや〜

〇〇:御幸拓也〜
絶対に許さないからな!!!


この後、根掘り葉掘り聞かれたのかは皆さんの想像にお任せします

こうやって選手もマネージャーも仲良くやっている雷道高校の日常でした

To be continued…

次回は
史緒里と美波と蓮加の東京旅です
お楽しみに〜

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