見出し画像

【銘柄情報】連続増配企業特集。59年間毎年増配の配当王コカ・コーラなど銘柄選びの参考に!

話題の銘柄ニュース

 米国企業は、日本企業に比べて、株主を重視する傾向があります。このため、配当金はとても注目されます。株主の期待に応えるために、何年も連続増配をする企業も少なくありません。
 なかでもS&P500の構成銘柄のうち、25年間連続して増配している銘柄を「配当貴族」、50年以上連続増配をしている銘柄を「配当王」と呼びます。
 今回は、長期にわたり連続増配を行っている企業を見ていきましょう。

INDEX

・コカ・コーラ | KO
59年連続増配。また、SDGsへの取り組みも率先しており、プラスチックゴミの海洋への侵入を防ぐ活動を行っている非政府組織(NGO)とパートナーシップ契約。
・ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ
59年連続増配。今年4月に年間配当は4.04ドルから4.24ドルに引き上げ、業績も好調な一方、同社のベビーパウダーの裁判の問題の課題も。
・アルトリア・グループ | MO
51年連続増配。年間配当は3.36ドルから3.44ドルに引き上げ、2021年1-3月期決算はマイナスもアナリスト予想は上回る内容で好調を伺える。
・ペプシコ | PEP
49年連続増配で配当王まであと一歩となる。6月から始まる1年間の配当を5%引き上げて4.30ドルとすることに。また、同社の足元の業績も堅調で今後に期待。
・アッヴィ | ABBV
分社化前のアボット・ラボラトリーズを含めると、48年連続増配。配当は1.18ドルから1.3ドルに引き上げ、コロナ禍ピークアウトで通院を再開することも同社の追い風。


コカ・コーラ | KO

 米飲料大手コカ・コーラは、今年2月、四半期配当をこれまでの0.41ドルから0.42ドルに引き上げられることが決定、年間配当は1.64ドルから1.68ドルになる予定です。これで59年連続増配です。6月4日現在の配当利回りは、2.99%(出典:ブルームバーグ)。同社の近況としては、企業のSDGsへの取組みが機関投資家の投資行動に与える影響が強まる中、6月2日に河川から流れてくるプラスチックゴミの海洋への侵入を防ぐ活動を行っている非政府組織(NGO)オーシャン クリーンアップとパートナーシップ契約を結んだことを明らかにしました。同NGOは、インターセプターと名付けられた100%太陽光を動力とする特殊なゴミ回収船を用いて、活動を行っています。ただ、現状、3隻しか設置できておらず、同社は同事業を支援し、2022年末までに15の河川にインターセプターを設置する計画を発表しました。(エイチスクエア)

参考1:こちら

参考2:こちら

ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ

 米医薬・生活用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは、今年4月に配当金をこれまでの四半期ごと1.01ドルから1.06ドルに引き上げることを決定、年間配当は4.04ドルから4.24ドルになる予定です。これで59年連続増配です。直近の2021年1-3月期の決算をみても、純利益が同6.9%増の61億9700万ドルと好調です。6月4日現在の配当利回りは、2.55%(出典:ブルームバーグ)。懸念材料は、同社のベビーパウダーを巡る裁判です。米連邦最高裁判所は6月1日、同社のベビーパウダーに発がん性物質が混入されていたとする健康被害の裁判で、同社の上告を退けました。これにより、米セントルイス高裁が昨年、ベビーパウダーによる健康被害22件を併合した裁判で命じた21億2000万ドルの賠償支払いが確定しました。同社は、ベビーパウダーを巡る訴訟を2万6000件以上抱えています。(エイチスクエア)

参考1:こちら

参考2:こちら

参考3:こちら

アルトリア・グループ | MO

 世界的大手のタバコメーカーのアルトリア・グループは、昨年7月に四半期配当をこれまでの0.84ドルから0.86ドルに引き上げることを決定、これにより年間配当は3.36ドルから3.44ドルになりました。これで51年連続増配です。6月4日現在の配当利回りは、6.91%(出典:ブルームバーグ)となっています。同社は、毎年7月、もしくは8月にその年の第2四半期決算が発表されますが、これに合わせて配当金が発表されます。同社の2021年1-3月期決算をみると、調整後の1株利益が1.07ドルと前年同期比1.8%減となっていますが、アナリスト予想は上回る内容でした。なお、年初来では株価が21.4%上昇しています。(エイチスクエア)

参考1:こちら

参考2:こちら

ペプシコ | PEP

 米飲料・食品大手のペプシコは、50年連続増配企業に与えられる「配当王」の称号の獲得まであと一歩に迫っています。同社は6月から始まる1年間の配当を5%引き上げて4.30ドルとすることにしており、これで増配は49年連続になります。同社の配当は年4回支払われます。権利確定日は3・6・9・12月の月初、支払日は3・6・9月の月末と1月の月初に設定されています。6月4日現在の配当利回りは、2.91%(出典:ブルームバーグ)。同社の足元の業績は堅調です。1-3月期で売上高は前年同期比6.8%増、純利益は同28%増の17億1400万ドル、非GAAPベースの1株当たり利益が同13%増の1.21ドルになっています。(エイチスクエア)

参考1:こちら

参考2:こちら

参考3:こちら

アッヴィ | ABBV

 米バイオ医薬品企業アッヴィは、昨年10月に四半期配当をこれまでの1.18ドルから1.3ドルに引き上げることを決定、これにより年間配当は4.72ドルから5.2ドルになる予定です。8年連続の増配ですが、分社化前のアボット・ラボラトリーズを含めると、48年連続増配となり、配当王が目前です。6月4日現在の配当利回りは4.63%(出典:ブルームバーグ)。同社の2021年1-3月期決算をみると、調整後の1株利益が前年同期比22%増となるなど、事業が好調に推移していることがうかがえます。また、コロナ禍がピークアウトしたことで、これまで通院を控えた疾病者が通院を再開することも、同社の製薬にとって追い風となりそうです。(エイチスクエア)

参考1:こちら

参考2:こちら


配当狙いの投資ならPayPay証券「つみたてロボ貯蓄」がおすすめです!
おいたまま買付で銀行口座と連携し、毎月決まった日付に設定した金額を自動で積立投資♪

画像1

記事作成:2021年6月9日

1,000円から投資ができる【PayPay証券アプリ】はこちら
1,000円から投資ができる【PayPay証券アプリ】はこちら
PayPay証券で投資信託始めよう
PayPay証券で投資信託始めよう
PayPay証券のTwitter(ツイッター)はこちら
PayPay証券のTwitter(ツイッター)はこちら

本内容のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を以下に記載いたしました。

《ライターによる宣言》
私、佐藤隆司は本調査資料に表明された見解が、対象企業と証券に対する私個人の見解を正確に反映していることをここに表明します。
また、私は本調査資料で特定の見解を表明することに対する直接的または間接的な報酬は、過去、現在共に得ておらず、将来においても得ないことを証明します。
《利益相反に関する開示事項》
●エイチスクエア株式会社は、PayPay証券株式会社との契約に基づき、PayPay証券株式会社への資料提供を一定期間、継続的に行うことに対し包括的な対価をPayPay証券株式会社から得ておりますが、本資料に対して個別に対価を得ているものではありません。
また、銘柄選定もエイチスクエア株式会社独自の判断で行っており、PayPay証券株式会社を含む第三者からの銘柄の指定は一切受けておりません。
●執筆担当者、エイチスクエア株式会社と本資料の対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。

金融商品取引法に基づく表示事項
●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。
●CFD取引は、金融商品取引法において不招請勧誘禁止の対象となっている店頭デリバティブ取引であるため、お客様より事前に要請がない限り訪問・電話による勧誘はできない取引です。また、CFD取引は、証拠金の額を上回る取引を行うことが出来ることから、場合によっては、大きな損失が発生する可能性を有しています。また、その損失は、差し入れた証拠金の額を上回る場合があります。本取引の内容等を十分ご理解の上、お取引いただきますようお願いいたします。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社及びエイチスクエア株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。

PayPay証券株式会社
https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2883号