積立投資で急落場面をチャンスに!
昨年コロナウイルスの影響から、株価が暴落する場面がありました。
米国の代表的な株価指数S&P500は、20年2月19日に当時の史上最高値3393.52ポイントを付けましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が進むと、20年3月23日には2191.86ポイントまで下落し、高値から率にして約35%もの急落を経験しました。
このような話を聞くと、やはり投資は怖いと思われるでしょう。
やはり投資は怖い... しかし!!!
その後のS&P500の値動きをみると、急落の下げ幅を解消しただけでなく、20年2月19日に史上最高値を更新し、20年12月8日時点では3708.45ポイントまで上昇しています。
これは、20年3月23日の安値から69%の上昇です。
年初からの上昇率も14%を超えています。
この話は、長期投資という観点からは、期間が短すぎるので、2000年から2019年まで20年間という長期にわたるS&P500の値動きをみてみましょう。
S&P500の値動をチェック!
2000年から2019年の間には、2001年の同時多発テロや2008年のリーマンショックなどの出来事があり、何度か歴史的な株価暴落場面がありました。
この間、年間でもっとも下落率が大きかったのは、リーマンショックがあった2008年の37.00%です。
また、2007年10月に付けた当時の史上最高値1576.09ポイントからみると、2009年3月には666.92ポイントまで水準を引き下げ、57.68%もの下落率となっています。
しかし!
5年6カ月後の2013年3月には、この下落を帳消しにし、その後は上昇基調となり、2019年12月末は3230.78ポイントを付けました。
S&P500は、2000年からの20年という歳月でみると約2.18倍、2009年3月の安値と比べると、約3.84倍になっています。
なお、この期間の年間の最大の上昇率は2013年の32.39%でした。
そして、この20年間の年利(配当は除く)は6.06%でした。
この期間に毎月積立してたら結果は??
仮に2000年1月から月々3万円ずつコツコツと20年間積み立て投資していたとすると、元金が720万円、運用益676万0189円で合計1396万0189円になります。
大切なことは、株価が急落をしても、上昇しても機械的に積み立て投資を続けることです。
定期的に「一定の金額」を買付ける、ドル・コスト平均法という投資手法も効果的です。
この投資方法ですと、価格が高いときには購入する量が少なくなる一方、価格が安いときには購入する量が多くなり、一定量を毎回購入するより、平均購入単価を抑えることが期待できます。特に相場が下落している時に効果を発揮します。
今回は例としてS&P500を取り上げましたが、個別銘柄をいくつか組み合わせて積立投資を行うのもいいでしょう。
例えば、アフターコロナいう観点から
・いま安値で低迷しているデルタ航空などの航空関係株
・もはや世界的な潮流となった脱炭素社会に向けて、電線需要が高まるとの見方から銅生産大手のフリーポートマクモラン
・コロナ需要から製薬会社のモデルナ
また、世界的に金融緩和政策が続くとみられることから、金が上昇すると思えばETFのSPDRゴールド・シェアなど、ご自身で未来の社会を想像しながら銘柄を選び、組み合わせる。
言ってみれば、ポートフォリオを組むことになるのですが、きっとワクワクすることでしょう!
大切なことは、負担にならない金額で毎月コツコツと投資し続けることが大切です。積立投資なら、日々の値動きに翻弄されず、のんびり資産を育てられます。また、値上がり益だけでなく、分配金や配当金を受け取れる楽しみもありますね。
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