春風

みんな普段、俺たちに対して
「ライブがあると思うと頑張れる」旨だったり
生き甲斐だよってことを伝えてくれるんですけれども
それは俺たちもイコールで生き甲斐な訳ですよ。
普段、みんなに生かしてもらってるわけです。
これはどんなにかっこよく言い換えたとしても結局
「みんながいるから生きていける。」と言う事実以外他にないのよね。
ライブが飛びまくって、全くなんの目処もなくてそりゃあみんな不安だ。
ミュージシャンなんかみんな絶望してると思うけど笑
でも、それはミュージシャン以外も一緒だと思うし、こう言う時だからこそ呑気にいつも通りのことやってたい。
有料配信とか、広告収入とかいろんなやり方があるらしいと言うことは知っているけれど、自粛の期間が終わってみんなが働けるようになってから本腰入れてやろうかな、って俺はなんとなく今はそう思ってるかな。(そもそも、一応メジャーアーティストだしそんな気軽にできないけどね。笑)
天邪鬼なもんでね。
このままじゃ死んじゃうかもなーって思うけど、俺は能天気なもんで
だから、いつも通りがいい。
いつも通り、曲を書こう。普段と状況が違うからこそ、そう言う時にいつもやってることは曲を書くことだな。
って思って、メンバーのみんなに提案したら快くみんな
やろうぜってなってくれて、今回の曲を作ることができました。
音楽があれば心は救われるから!なんて、今の状況でよーいわんけれど、
けれども、音楽がないなら死んじゃう。って人はいるわけで、それは俺もそうで。
あとは、いっつも応援してくれてる人たちへのささやかな贈り物のような気持ちで、頑張って作ってみたよ。

なんか、いつだってそうだけれども、音楽なんて押し付けがましくあっちゃいけないと思うし、何かそこに拘束力なようなものが働くのも違う気がしてやだ。
だから、自由にゆるりとした気持ちで、ちょっとした気晴らしみたいな気持ちで聞いてくれると嬉しいです。

ほーんと、早くいのち食堂飲みに行ったりしてぇよなあー。
なんて、思って今日も生きてるよ。笑