隕石だったのよ

12/16(木)
昨日、仕事で嫌なことが立て続けに起こって、それが生理前鬱と重なって、めそめそしながら終電で帰った。

家の前の坂で、異常に明るい光が上から下へシューっと落ちて来て、なんだあれ?と思う前に消えた。
数秒考えて、流れ星だという事に気づいた。そういえばなんとか流星群みたいなのがツイッターで話題になってた気がする。
東京で生まれ育ったせいか星というものに興味関心がないし、それどころか私の住んでるところは一日中飛行機が飛び交ってるような場所だから、空にある光はすべて飛行機だと思ってしまう節がある。 

そうか、今のが流れ星ってやつか。
私はこれまでの人生で1度だけ流れ星を見たことがあった。中学か高校の頃の2月13か14日。クラスメイトにあげるバレンタインチョコの材料が足りなくて、夜に母親とコンビニまで買い物に行く途中だった。

「シューーーー」とガスが抜けるような音がして、音の方向を見たら見たことない強さの光が空をゆっくり横に流れていた。星というより、炎の塊みたいな感じだった。
さっきも書いた通り、私の地元は飛行機が飛びまくっているから、咄嗟に「墜落か?!」と思った。母親も同じように思ったのか、2人して身を縮めて固まったが、その後墜落らしき大きな音もしなかったから多分流れ星だろうということに落ち着いた。

しかし流れ星というのはあんなに大きい音を立ててあんなに強い光を放ちながら流れるものなのかと、今まで見聞きした流れ星とはやけに違うなと思っていた。
そしたら次の日くらいに、ロシアに隕石が落ちたとニュースで知った。

つまりあれは隕石だったと私は思っている訳だが、その後ネットやSNSで探しても日本でデカい流れ星を見たという情報はなくて、私も証拠がある訳ではないから誰にも言えなかった。が、ここで書けてよかった。ずっと誰かに言いたかった。私はあの隕石見たんだぞと。

隕石のときも、昨日の流れ星も、動揺して願い事とかできなかったな。
飛行機の光に願い事をする習慣でもつけておこうかしら。

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