今日のショートショート#6 眠れる獅子「十三」
伊藤富雄さんのアウトテイクを真似して、今日のショートショート。
<ショートショート>
・星新一好きでしたけど、小説ではありません。殴り書きの思考です。
・要するに「長井達也の現在地点」
SUUMO
今回のSUUMOは「極楽スパ癒やしの街」と銘打って、スパのランキングをしながら、その最寄りのマンションを紹介するという読み物でした。
基本的にスーパー銭湯は、価格統制がされている銭湯「公衆浴場」ではなく「特殊浴場」という扱いになるため、都市計画法で定められた住宅地ではなく、住宅街からはなれた少し離れた場所にしか建設する事が出来ません。
つまり、建築コストが増えてマンションが高騰している今、少し不便だけど安い物件に誘導しているのかもしれませんね。
十三の時代が来る
個人的には今後、十三が西北を超える発展を遂げるのでは?と考えています。これは夙川でコワーキング(コワクラ)を経営されてる上原さんの受け売りでもありますが、それを補強するかのような再開発ニュース↑。
そもそも十三は、阪急神戸線の特急停車駅(十三→塚口(準急)→西北→夙川→岡本→三宮)と、梅田から一駅のポテンシャルがありながら、その状況を活かしきれていない『眠れる獅子』だと思っています。
そこで十三以外の特急停車駅について特徴を交えながら、十三の魅力を理解頂ければと思います。
■塚口駅
JR塚口は20年ほど前から再開発がありましたが、阪急塚口側もダイエーがあった駅南側の再開発が完了し、これ以上の発展はありません。
■西宮北口駅
ご存知の通り関西の住みたいランキング上位の街ですが、個人的にはブランディングが上手く行き過ぎただけで、三宮や梅田にも便利という、裏を返せば中途半端な立地だと思います。
実態はJR高槻の京都と大阪に挟まれた中途半端な立地と同じで、梅田と三宮に挟まれた場所です。また西北(ガーデンズ)がここまでブレイクしたのは、ハーバーランドが大失敗している時に颯爽と、かつ漠然とオシャレ感をだした施設だったから。
しかし、その後はハーバーランドも息を吹き返し、三宮もマルイができて、阪急もリニューアル。今後、三宮の再開発が進めば商業地域の集積度合いでは大きく引き離される事になり、西北(ガーデンズ等)の地位は霞むのではないかなと思います。
■夙川・岡本駅
西北がブレイクするまでは文京区的なイメージもある、人気エリアでしたが、平地が少ないのでこれ以上の開発が難しい状況。
■阪急三宮駅
三宮に関しては、タワマン規制で大阪のベッドタウンとはなりにくい状況があります。
つまり福島区ほど高騰していない、眠れる獅子こと十三が新たな大阪のベッドタウンになるのではと考えています。
事実、今後開発されるジオタワー大阪十三などは、大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワーを超える巨大な敷地面積です。
ちなみに今月のmeetsも、十三が特集されてます。
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