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エンタメ施術者のビジネスモデル

InstagramやTikTokなどの動画に出てくる、ボキボキ骨を鳴らす整体師などに対し、それって治療じゃなくてエンタメやん!と、揶揄する単語に「エンタメ施術者」があります。

※治療行為は医者しか出来ません。厳密には医療類似行為等

これは、エンタメ医療(治療目的ではなく、病院を時間潰しの場所として利用する老人等を揶揄する言葉)の流れを組む造語でもあります。

しかし、個人的にはエンタメ施術者に対しおおむね肯定的であり、むしろ施術者の生存戦略として重要なのでは?と考えています。

そもそも、エンタメ施術者が誕生した背景には、広告媒体ではなくSNS集客が一般的になった点と、エンタメ施術者に魅了される消費者の存在が大きく寄与しています。

そんな消費者の特徴は下記の通り。

  • 正しい情報を自分で調べる気がない( or 調べたつもり)

  • 治療院にいくほど、こまっていない

  • ”治療目的ではなく有名人と接点を持ちたい”

※出典元 ケニーさんの下記記事

この”治療目的ではなく有名人と接点を持ちたい”というのは、業界に関係なく素人有名人(となりの人間国宝も含む)に会いたいというニーズは、想像以上のものがあると思ってます。

また、これまでの広告媒体ではなく、SNS配信を積極的に行う事で、活動エリアが自然と広がり、全国に顧客を持てる様になると、個々の顧客ケアは当然に難しくなります。

そこで、よりエンタメに特化して、日々の活躍をSNSで見守ってもらいながら、定期的に訪問するシルク・ドゥ・ソレイユ方式が重要となってきます。

つまり、ケーシー高峰化する事がこれからの重要な生存戦略です。

以上、おざなりですいません。


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