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John Patitucciの機材まとめ(エレキベース編)

憧れの存在のPatitucci。
ウッベもエレベもハイクラスに弾きこなしますが、Electric Bassの機材を中心にまとめてみました。
自分の備忘録用に随時更新します。

6弦ベース編

①Ken Smith

パティトゥッチが一番最初に使った6弦がKen smith。6弦ベースという存在が真新しく珍しい時代に、チックコリアから次のバンド(エレクトリックバンド)に誘われたパティトゥッチは「シンセがガンガンのフュージョンに対応するためにLow-B、ソロの表現力を高めるためにHi-C」ということで、Ken Smithのお店に行ってオーダーしたそうです。


②YAMAHA prototype

『Skethbook』からYAMAHAの6弦が使われ始めています

パティトゥッチのシグネイチャーが出るまでに使用されたYAMAHA TRBのプロトタイプ。24フレットのインレイに「John Patitucci」と自身の名前があります。恐らく形状的には同時期にYAMAHAで出していた『TRB Custom』がベース、もしくはそのプロトタイプなのかなと思います。


③TRBJP

パティトゥッチのシグネイチャーモデル第一弾。
黒色のモデルを使っているのをYoutubeでよく見かけます。三日月のようなインレイのデザインが綺麗ですよね.…

④TRBJP2

パティトゥッチのシグネイチャーモデル第二弾。
前モデルのデザインを踏襲しつつ、35インチのスーパーロングスケールになり、26フレットまで伸びています。少し前までは赤色のベースがトレードマークでしたが、最近はナチュラル風のアンバーを使っているのをよく見かけます。

⑤YAMAHA Semi-hollow prototype(small)

TRBのフォルムを踏襲しつつ、セミホローとなった特別仕様の六弦で最近の新しいプロジェクトだと次に紹介するベースについで登場回数が多いベースです。製品化の予定は無いらしいですが、YAMAHAさん、一般向けに商品化してくれないですかね..…(TRBJP2はもう販売終了なんですかね.…?)


⑤YAMAHA Semi-hollow prototype(large)

Brooklyn

最近のお気に入りらしくよく見かけるベース。これもヤマハ特注のモデルで製品化の予定がないもの。
上記Brooklynのアルバムでふんだん使われていて、ぶっとい音がします。(トーンを絞ったような、Jim hallみたいな音のベース版みたいな感じです。)

6弦以外

①YAMAHA BB

Youtubeにあがってるレッスン動画であったり、RandyPop!のライブでも見かけるベース。おそらくYAMAHA BB2024X。

②Sadowsky

昔の教則動画にて確認。

③YAMAHA Motion Bass 5弦


リーダー二作目『On the corner』のライナーノーツに使用している旨あり

④???

エレクトリックバンド前のラリーカールトンとのライブやエレクトリックバンドでKing cockroachでケンスミスとの持ち替えで使用している黒いベース。
ちょっとメーカーなど分かりませんでした.…情報提供求む.…。

⑤YAMAHA BB-Ltd Custom?

最近使っている5弦ベース。形としてはYAMAHA BB- ltdなのですが色やコントロール部分など既製品と大きく違っています。最近新しく作ったのか、それとも昔のプロトタイプ作っているときに5弦も作った旨がインタビューにあるのでその時のものを最近引っ張りだしてきたのか…詳細は謎です。張っている弦はフラットラウンドらしいです。



Patitucciというとエレキベースに関しては、やはりYAMAHAとの強いつながりがありますね。特に六弦ベースなどはパティトゥッチの知見がシグネイチャーモデル以外にももたらされてるのかも.…とも思ってしまいます。

また気が向いたら細かい周辺機器などについても書いてみます。

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