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fp Lを連れて(光に誘われ、影を写す手賀沼編)

こんにちは。私です。
トップ画像なんですが、何か写っているわけではありません。
ですが、光がすごく綺麗に入っていたんですね。
この光に誘われるように、気づけば手賀沼まで足を伸ばしていました。
写真は全てfp L+SIGMA 90mm F2.8 DG DNで撮影しています。

というわけで手賀沼までやって来ました。
風が結構あって水面は少し波立っていました。
しかし、その風のおかげか、空は綺麗に澄んでいて、反対岸まで淀みなく写し撮れました。

「水面にでかい魚が浮いてる」と思ったらホースでした。
沼の浄化用ですかね。

fp Lはセンサーの性能がいいのか、黒つぶれしてしまったかな、という部分も現像で持ち上げてあげるとしっかりとディティールが残っています。この写真も水面の反射に合わせて露出を合わせているのですが、シャドウになった靴とズボンの部分もしっかり情報として残っていました。

和洋折衷別荘みたいな所にやって来ました。
雰囲気があって写真の撮り甲斐がありそうです。
こちらも室内で影になった部分だったのですが、現像段階でしっかりと立ち上がってくれています。椅子の背もたれの天鵞絨(多分)の布地の感触がとらえられています。

こちらも明暗のある場所での撮影ですが、スリッパの微妙な質感がしっかり生きています。スリッパの質感って何よ、と書いていてちょっと思ったりもしますが。物質にはそれぞれの感触があって、それが見てとれるか、そう言った部分まで写せるかが私がカメラに求めることなのかもなぁ、と感じます。だからfp Lが好きなのだとも。

この絨毯の感じなんかも綺麗に写っていると思います。
時間が経過している分、ただフワッとしているだけでなく少しゴワついた感じもお届けできているでしょうか。

外に出まして、錆を取ります。今日のノルマ達成。
ノルマというか、錆撮りはフォビオニストにとってライフワークですから。体のほうが自然に動いて撮っている感じでしょうか。良い意味でカメラに撮らされていると思います。

雲も気持ちよく流れて行きます。
6千万画素超のセンサの雲のディティールに自分の写真ながらうっとり。

90mmの被写体をグッと引き寄せる感覚もとても気に入っています。
ちょっと遠目の木の枝の先端を一枚。
枝の先の種子はパキッと写り、アウトオブフォーカスの雲は自然とボケてくれます。

最初に光が綺麗な日だな、と思ったのですが、撮った写真を見ると意外と影の部分を写しているものが多かったです。光が良いと対になる影も魅力的になるのかもしれません。そして、その影の部分の情報もしっかりと受け止めてくれるfp Lのセンサ性能に感謝です。

というわけでまだまだfp Lというカメラの可能性を感じる手賀沼周辺での撮影でした。写真撮影に復帰して2ヶ月ほどですが、楽しいですね。外に出るには少し厄介な病と気温ですが、気をつけて撮影して行きたいと思います。

90mmに関しても1ヶ月ほど使って来たのでレビュー的なものも書きたいですね。
それでは、皆様も良き写真ライフを。


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