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2人のデザイナーが得意分野をかけ算したら「爆速」で「爆イケ」なバナーを生み出せた話

こんにちは!ファインディでコミュニケーションデザイナーをしております、ぱやつん(@payatsun)です。

突然ですが、私はバナー制作の工程の「背景デザイン」よりも「文字組み」と「レイアウト」が好きで、得意です。いつもバナーを作りながら「背景デザイン思いつかないな〜。背景デザインの神、舞い降りてこないかな〜。」って思っています。

そんな折に「デザイナー同士で得意分野をかけ算すればいいのでは…?」と思いついて、やってみたらとても良かったので、ご紹介します。バナー制作に悩んでいたり、制作時間を短縮したいデザイナーの方の参考になれば嬉しいです😊

プロジェクトの概要

  • 制作物:オウンドメディア用サムネイルバナー8本

  • 納期:3〜4営業日

  • メンバー構成:マーケ1名、デザイナー2名

  • デザイナー内訳詳細

    • わたし:ファインディ入社3ヶ月半、ずっと事業会社でバナーとか作ってきたので、文字組みやレイアウトが割と得意

    • おそよさん:ファインディ入社2ヶ月、制作会社で主にブランディングをやってきて、抽象的な表現や背景の作り込みが得意

やったこと

要件のヒアリング

ざっくり言うと「新しくオウンドメディアを立ち上げるので、公開時に入れておく記事8本のサムネイルがほしい」とのこと。

記事8本の内訳は、Findyのサービス関連記事が4本、エンジニア転職に関する記事が4本でした。詳細は、下記のような感じ。

  • サービス関連記事:一本一本作り込むよりも「テンプレート」としてガワを作り、背景デザインとタイトルテキストを入れ替えられるバナー

  • エンジニア転職記事:中身がしっかり読まれ、拡散されることを考慮して、デザインも作り込まれたバナー

しかしながら、この時の我々デザインチームには、その他にも大型カンファレンス・各種イベント・広告・資料など、多種多様なクリエイティブ依頼が舞い込んでおり、このサムネイル8本をどう対応するか悩んでおりました。

そうだ、分担すればいいじゃない

普段なら、1人1プロジェクトでデザインを進めることが多いのですが、今回は初めて2人で取り組んでみることにしました。

なぜなら、私はバナーの制作工程の最初の「文字組みやレイアウト」が得意で、隣の席には、後の工程の「背景デザインの作り込み」が得意な人がいることに気付いてしまったからです。

決まったら作るのみ

そこからは話は早く、サービス関連記事のテンプレートはおそよさんが、文字組みの作り込みが必要なエンジニア転職記事は私が担当しました。

それぞれ自分の担当領域が終わったら、データを交換し、相手の制作途中のデータから取り掛かる形で、毎日進捗を共有しながら制作を進めます。

余談ですが、このタイミングでFinderとGoogleドライブを連携させたので、データ共有がめちゃくちゃ早くなりました。


制作工程をちょっとお見せします

noteを書くことを想定していなかったのでスクショを撮っておらず、制作工程ではなく、完成データから足跡を辿る形ですが…(noteドリブン=発信を意識して仕事すること is とても大事)

私は白黒で何パターンか文字を組みまして
目指したいトーン(一番上の画像)を共有して、
それに合わせて背景デザインを作ってもらいました!2つも!
こちらも、文字組みとざっくりレイアウトだけ2パターン作ったあとに、
今回はタイトルに合わせて「エンジニア×家っぽさ」を出したいと伝えて
「エンジニア」が「家」で仕事している感じを表現してもらいました!4つも!

Goodだった点

いいものを早く作れる

今回のように、短期間で作り込みが必要な時は、複数人で得意分野を分担するのはとてもいいと思いました。自分の得意なところに集中できたので、非常に効率が良かったです。

(ちょっと話は逸れて、宣伝になるのですが…)

そもそも、自分のデザイン領域における得意分野を知ったきっかけは、ファインディの称賛文化にあるなと思いました。

今まで事業会社デザイナーとしてそれなりの(?)キャリアを歩んできましたが、デザイン領域の自分の得意分野はあまり意識したことがありませんでした。(広告メルマガ資料…なんでもやる!というスタンスだったので…)

ファインディに入って、さまざまなバックグラウンドを持ったデザイナーに囲まれて仕事をする中で「得意分野」や「アウトプットの雰囲気」がそれぞれ違うなと気付くようになりました。

称賛文化のあるファインディで、お互いに「ここいいね!」「〇〇さんの作ったバナーの◯◯めちゃ素敵!」とかを言う機会が増えて、自分の得意分野にも気付けたのかなと感じました。

良いポイントを伝えた上で、具体的に提案や修正ポイントを伝え合うレビュー文化

細かい進捗共有・早めの相談ができた

作ったデータを交換して相手に続きをやってもらう必要があったので、いつもよりも細かく進捗共有をしたり、早めの相談ができました。それにより、早めの軌道修正もできました。

また、今までもこまめに進捗共有しているつもりだったのですが、まだまだだと気付けた点も良かったです。今後もっと人数が増えることを考えると、細かくコミュニケーションをとる準備運動にもなりました。

自分にないアイディアが生まれた

一応最初に目指すバナーは共有していたものの、私が渡したあとに完成したバナーを見たら、自分じゃ思いつかなかったものもできていて、シンプルに感動しました😳✨

ここは、お互いが受動的ではなく「もっとこうした方がいいんじゃないか」と考えながら作ったのが影響したのかなと思います。

Moreだった点

目指す方向性を最初から2人で決めていたら、なお時間短縮ができたと思う

私が担当した4本は、方向性やトンマナを考えてアイディア探すところからスタートだったので、1人で試行錯誤している時間が長かったと感じました。なので、その辺を最初に2人で話せていたら、もっと効率的に制作できたかも?と思いました。

まとめ

今回みたいに得意分野がキレイに分かれることもあまりないかもしれないですが、いつも1人で納品まで面倒見ることが多い私にとっては、とても新鮮で、気づきの多いプロジェクトでした!少しでも皆さんの参考になれたら嬉しいです。

そんな共同作業で作ったサムネイルが見られる『Findy Blog』はこちら!
👉 https://findy-code.io/blog/

おわりに

そんなFindy Design Teamでは、各種デザイナーを積極採用中です!とっても楽しくクリエイティブに向き合えるチームです。気になる方はぜひお気軽にお話しましょう〜😊🎶

P.S. おともだちも探しています(なにせ、おともだちが少ないので)


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