【日記】バイト戦士
1月29日から2月4日の一週間分の日記です。
2024.1.29
美容院へ行く。
午前中が空いていてよかった。
「実習で手術とか見るの気持ち悪くならないんですか？」
医学生だということは話してるので，施術中に尋ねられる。
「いやまあ慣れるんじゃないですかね」
と受け答えをした。
あまり深く考えたことがなかったけど，外科医が生身の肉体のあらゆるものに慣れるのってどのタイミングなんだろうか。
将来的に己が血や肉のグロテスクさを受け入れられるか確認する判断材料としてクリクラ（病院実習のことです）は有用だろうと思う。
外科長時間の術式に耐え得る体力・精神力・集中力に加えて心からの興味がないと続けるのは難しい分野だなぁとは思う。
あらゆる処置の中で直接侵襲を加える以上，患者の障害や後遺症発生可能性や訴訟リスクを孕んでいるし，プレッシャーに富んだ領域だなぁとも思う。
海外の脳神経外科医の著書を読んだことがある。その本ではオムニバス形式に日々の手術や患者，病態の紹介がなされていた。随筆的な雰囲気である。
手術により症状が改善した患者の話は非常に読み応えがあり，外科の世界のいい側面を見られたと記憶している。
その一方，術中に神経を傷つけたことにより脚に麻痺が残った患者の話ではかなり重い気持ちになった。術後の患者が院内をよろよろと移動する様子をその外科医が見かける描写があり，共感性羞恥マシマシ。
外科中心に回るのは学年が変わってからなので，しばらくこの疑問はふわふわと思考の片隅を漂うことになる。
2024.1.30
カンファ，回診，レクチャー。
↓先週のコピペです。
DI（Drug Information）でもらった弁当が美味かった。
ちょっと話聞いてタダ飯もらえるの、よか。
実習班の同期がDIでもらった弁当の下半分を床にぶちまけ, 代わりの弁当をもらっていた。
上半分がメインでローストビーフだったのでまだ耐えていらしい。
代わりの弁当のローストビーフを強奪した。
2024.1.31
教授外来。
と言っても, ひらすら患者に説教する様子を見せられているだけである。
一個人に上から説教したり怒ったりできるのは実績と信頼関係の賜物である。
2024.2.1
2月1日といえば, 中学受験上位校の受験日として有名である。
いつまで受験くんなの、貴方。、
実習は午前のみ、ラーメン。
「ここのご飯大盛りほんとに多いけん, 今ならまだ減らせるけどどうします？」
いやいやおばちゃん、僕を誰だと思ってんの。
自認・高校生の胃袋を舐めてもらっちゃあ困ります。
あー、おばちゃん、許して、ごめんなさい。
ラーメン+ライスの組み合わせはあまりに黄金コンビ。
しかしこれはもうライスっていう1品料理だよ。
なんでラーメンの皿と遜色ないデカい茶碗で提供してくるねん。
胃袋が破壊され, 帰りの車の中で吐きかけたのは書くまでもない。
またいくね、おばちゃん。
2024.2.2
白米6杯。
2024.2.3
ノートPCで資料の探し物をしていたら, 前大学のときのTA業務資料を発見。
その時担当した科目の給料，未だに入っていません。
夜はバイト。
横殴りの雨に加え冷え込みが激しいにもかかわらず、来客はとても多い日であった。
よう来まんなぁ。帰りや。
2024.2.4
部活。
練習は短縮, 打ちっぱなしの様相。
≒JOYのオンラインお話会に参加。
15枚。
誕生日祝福クラッカーで1枚出し。
他は4枚出しと10枚出し。
クラッカーは賢い選択。百均には頭が上がりません。
誕生日を迎えてから、またメジャーデビューや1stツアーを終えてから初のオンラインお話会ということで。
話す内容が無限にありすぎて困る、というかつてない状況に戸惑いが止まらない。
感謝と祝福を沢山伝えられたのでよかった。
総括
今回の診療科の2週間が無事に終了。
辛さのつの字もなく, あまりにオアシスがすぎて逆に勉強が捗るという異様な結果になった。
次の診療科は外病院回りがあるので失礼のないよう努める。
学会準備がちらつきはじめた。
無理なく進めていく。
初めてアルバイト週5勤した。
タイトル回収。
無視できない疲労感が残ったので, 今後は本当に余裕がある時だけ詰める。
次週からオタクイベントが連なってくるが，タスクはたくさんなのでメリハリを持って行動する。
週末へ向け、精一杯頑張ろう。
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