見出し画像

理想のカメラバックを手に入れたかも、吉田カバンとカメラケースを組み合わせシンプルカメラバックに。

カメラバックが必要だ

カメラを買って必要なものは、持って歩くためのバック。

新しい酒には、新しい皮袋と、世界のベストセラー「聖書」にも書いているように、新しいカメラには、新しいカメラバックが必要だ。

出張中や仕事先、昼の休憩中とか、細切れ時間を使いながらスナップ中心で撮っているので、それに会った、小さくかさばらず、カメラを身軽に持ち歩ける軽さを持ったカメラパックを物色していた。

高いものには手を出すな

それから、忘れちゃいけないのが、安いこと。とにもかくにも安いこと。なんたって、カメラや備品に有金全部つぎこんじゃたから、首が全くまわらない。

そこで、ドンケやピークデザイン、HAKUBAなど、世界中のプロカメラマン御用達のバックならば、完全無欠で問題皆無には違いないが、結構、お値段がする。正直、出せても3千円ぐらいまで。

そんな予算で買うんじゃないよ。と、言われそうだと、戦々恐々しつつ、新しい皮袋を物色する。ちょうど、Amazonでプラックフライデーがあったので、安くて良い品が世に出ていないだろうかと調べてみた。

踏ん切りが今ひとつつかない

すごく気持ちのひかれるカメラバックがいくつかあったのだけど、いいものはやっぱり高くて安くなく、どうにもこうにも、あと一歩踏ん切りがつかなく、結局、買えずにずるずると時ばかり過ぎていった。

それに、今、かわるビジネスリュクやら、吉田カバンのタンカーやら、普通のリュクやら,おまけに、あんまり気に入っていない、本体とレンズがなんとか入る小型カメラバックもあったりする。それを使えばいいじゃないと自分で自分にダメ出しをしているのだが、もう少し形と機能がしっくりくるものがただただ欲しかった。

カメラを袋に放り込んで

カメラバックのことで、夜寝れないぐらい日々悩んでいていると、昔、読んだCapa(未だにあるカメラ雑誌)だったか?に書いていたことを思い出す。

戦場カメラマンだったか、冒険カメラマンだったか、の話で、カメラバックなどもたず、袋カバンの中にカメラとレンズをそのまま放り込んで、撮影しているとのこと。

治安の悪いところに行くので、いかにもって格好をすると、確実に盗難される。それと、袋のようなカバンに入れていると、いざっていう時にすぐ取り出せる。

彼が使っているカメラ、確か、ニコンのF3それもチタンボディのものだった。昔、ニコンらしく頑丈さを行くところまでいくために、チタンなんて使ったF3を出した。

ちなみにレンズもその当時は頑丈だった。(と、思う。)

なんたって、レンズも鉄の塊だった。ゴツくて、重くて、ピントリングなどしっかり隙間なく、そして、長い間あらゆる環境で使えるように、初めは嫌になるほど重く作っていた。

そんなんだから、ぽんぽん無造作にカバンの中に放り込んでも、壊れたり、使えなくなったりしなかった。(これも、そうだと思う。実際、プロとして使っていたのだからそだろう。)まさに、みんなが愛してやまない「ニコン伝説」の一つである。

やっぱり、スナップ中心で、なおかつ、写真のためだけにカメラを持ち歩けない身としては、カバンを気にせず、必要とせず、そんな潔さに憧れる。

カバンの中に、筆箱やノート、その他なんとかかんとか、邪魔モノと一緒に無造作に放り込み、ガタガタ歩いて走って、時折、飛んで。それでも、傷ひとつなく、安心して使えるそんなカメラが、欲しくなる。そんな妄想に取り憑かれる。

放置されていたタンカーをカメラバックに

 

話は、大いにズレた。

それで、結局どうなったのか?というと、カメラに合わせて作られている、カメラカバーなるものがある。そう、それにした。

カバーでカメラを保護しているので、カバンはなんでもいい。気に入ったものと組み合わせ、その日の気分で使うことができる。

そこで、使い勝手の悪さから、放置されたままの、売ろうかと何度も思った吉田カバンのタンカーと組み合わせ、ワタクシのカメラバックに。

使い道はないだろうかと思っていたから、とても良い使い道が見つかって、ほんとよかった。

一見するとカメラバック特有の野暮ったさがなく、あくまでも、イケイケのおしゃれバックのタンカー。それが、実は実用的なカメラバックなんて、ミーハーで形にこだわる僕のような人間には、最高のカメラバックだ。

このカバンにZ6を放り込んで、ガシガシ撮っていこうと決意を新たに、写真道楽はひたすら進んでいくのだった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?