見出し画像

AI・データサイエンス周りの気になったニュースに、適当にコメントする(23/9/12)

Web4.0は「仮想とリアルの融合」ってことらしいです。

コトラーのマーケティング4.0, 5.0もそうなんですが、対象が広がっていくという意味で3.0まではとてもスムーズにはいってくるんですよね。

  • 一方向から双方向になった2.0

  • 中央集権から分散型になり地域社会を含めた多方向になった(したい)3.0

それが4.0になると、急に後付けっぽくなる。(個人の感想です)
まだ、我々は3.0をWebでもマーケティングでも、ほとんど成し遂げていないと思うんですよ。技術だけは少しできてきているとか、一部の企業の一部のプロジェクトでそれっぽいことがあるというレベルで。
まだ、人々がBlogを書くレベルで、分散型のWebは活用されていないですよね。
まずは、4.0の前に3.5とかがあってもいいと思います。(おぉ。GPTみたいだ 笑)
もちろん、未来を描くことも重要ですが、キャッチーなX.0で言葉遊びにはならないようにしてほしいですね。


日報は、書くのも大変だけど、読むのも大変。それをAIが支援するサービスがリリースされたようです。

導入の効果と謳っているものがすごいです。

1.自立的な成長速度が加速。上司やメンターが忙しくフィードバックを得られない場合も、日報記入者はAI評価を参考に、自らの強み弱みを確認しつつ、日々の業務を改善することができます。

2.マネジメント工数削減、精度の向上。日報記入者の強み、弱みを参考にした上でのメンバーへピンポイントで人間ならではのフィードバックを行うことができます。

3.研修効果の向上。研修期間を含んだ前後の期間でAI評価を利用することで、個人別に研修効果を12指標の項目においてリアルタイムに行うことができ、バイネームでアフターフォローを行うことができます。

1ができてしまうなら、現場のマネージャーはいらなくなりますね。
もしかしたら、誰もが憧れつつ・誰もが実現方法がわからないティール組織を実現するのはこういうサービスなのかもしれません。
ただ、「そして、気が付いたら人々はAIが評価してくれるような日報を書くためだけに仕事をするようになった」というディストピアにはならないように、上記2, 3の人間のフィードバック・アフターフォローありきのAI利用だよということを忘れないようにしたいです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?