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「光る君へ」2話の色彩と心理解説

2024年の大河ドラマ「光る君へ」。世界最古の長編小説『源氏物語』を創作した紫式部の人生を描く物語です。ポーポーの色彩研究会では、色と心理の勉強をしながら、この物語をより楽しんでいただけるように、時代背景、文化的な側面をからめつつ解説していきたいと思います。ストーリーを追って解説をしていきますので、まだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。毎週できるかわかりませんが、色彩と心理のポイントを解説したいと思います。

衝撃的なラストの1話から6年後、平安時代、女性貴族の成人の通過儀礼として「裳着(もぎ)」という儀式がとりおこなわれます。これは成人女性は奈良時代から裳(も)という巻きスカートのようなものを腰に巻いて付ける慣習があり、ちょうどドラマの舞台となっている平安中期ぐらいになると、腰にあてて縛って後ろに長く引きずるようになりました。自分より身分の高い人、或いは目上の者の前に出る場合は裳は必ず着用するものでした。

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「色を使って問題解決しよう」「色の可能性を広げていこう」をテーマにした色彩心理を研究会していきます。 「ポーポー色彩心理マガジン」は [学んで解決・学んで広げる] [参加して解決・参加して広げる] [仲間を作って解決・仲間を作って広げる] [相談して問題解決・相談して可能性を広げよう] といった内容に分かれており、ここでしか手に入らない希少な色の情報も含まれます。皆さんのビジネスや日常にお使いいただけます。マガジンで完結するものではなく、マガジンから様々な可能性とワクワクが広がります。

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