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感情をコントロールするカラーグレーディングの効果(基礎の話)

書籍「決定版 色彩心理図鑑」の中でも紹介しておりますようにハリウッド映画の世界では、色彩をうまく使って観客の感情をコントロールするカラーグーレーディングという色彩(色調)の演出が主流になっており、多くの映画監督が使っています。アメリカでは色彩が人間の脳や感情にどんな影響を与えるのかコンサルティングする会社 The Mill ( http://www.themill.com/)もあり、こうしたコンサルティング会社や色彩監督が製作に関わっています。

最近では映画だけではなく、YouTubeの映像作品にも使われるなどより一般的なものになってきました。日本ではカラーグレーディングはカラーコレクション(補正)と同じ意味に使われることもありますが、露出、コントラスト、ホワイトバランスなど調整する撮影前のカラーコレクションと主に後処理でカラー処理を加えていくカラーグレーディングは、別のものであるとする考え方もあります。今回は実際に写真に色のフィルターをかけて、どのように人の感情が変化するのかを見ていただきたいと思います。

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