「魅惑の心理」マガジンvol.130(あたりまえだけど大事なこと)
ポーポーが心理の研究家として、様々な人の心理に触れながら、「これはあたりまえのことだけどとても大事なこと」と感じたり「これは、忘れてしまっている人が多いかもしれないから、確認しておくほうが良さそうだ」と感じることをまとめてみました。ここにまとめてあることは、社会人としてあたりまえのことです。そしてなぜそれが大事なのかを心理学の視点で解説しています。たまに、確認のために振り返ってみてください。
1. 見て見ないふりをしない
つい自分を守るために悪いことに目をつむることがあります。それは自分の行動だったり、相手の行為だったりします。これは防衛機制の「抑圧」というものであり、自分の心を守る機能のひとつです。悪いことを見なかったことにして、ややこしい感情から自分の心を守ります。この見ないふりは自分の心の中の罪悪感を刺激して、気づくと自尊心を減らす行為になってしまいます。
日本人は自尊心が低い国民です。それも世界から見るとずば抜けて低い国民です。この低さは教育システムによるところが多いとは思いますが、この「抑圧」の機能が強く働く国民性も少なからず影響を与えていると思われます。疑問に思ったことはそのままにしないで、ちゃんと注意したり、自分の心に正しく生きるようにしましょう。誰も見ていなくても自分は見ています。
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