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初心者でもわかるキュビスムの世界

2023年10月3日〜2024年1月28日まで東京上野の国立西洋美術館でキュビスム展が開催されています。ポーポー色彩研究会でも12月に鑑賞会を実施しますが、その会に参加される方だけでなく、遠方やスケジュールが合わなかった研究員のみなさんのために、「キュビスム」とは何かということをやさしくまとめたいと思います。これだけ知っておけば、キュビスムの絵画が30%増しで理解できますし、行けなかった方にも一緒に体感してもらえたら嬉しいなと思います。

○キュビスムとは?

「キュビスム」「キュビーズム」と両方の言葉を聞きますが、フランス語と英語の違いです。フランス語ではキュビスム (cubisme) と表記され、英語ではキュービズムやキュビズム (cubism) と表記されます。キュビスムを簡単にいうと人やモノの形を球体、円錐などで表現する技法。多様な視点から見たものを再構成してひとつの絵におさめる手法です。20世紀にピカソとブラックが始めた新たな絵画様式で、ヨーロッパでムーブメントを起こしました。

○キュビスムが生まれた背景は?
○キュビスム作品はどう楽しむ?
○キュビスム展の見どころ

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