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心理で見るちょっとした裏話3(雑談)

最近感じたことやちょっと表では言えないこと、言いにくいことを紹介していきたいと思います。雑談感覚で読んでみてくださると幸いです。

(目次)
・勉強垢はなぜ人気
・若者のチル化
・秋篠宮さまの考えていること
・健康保険に入れない外国人の高額医療費 改善を国に要請問題


・勉強垢はなぜ人気
勉強垢(あか)は勉強アカウントのことで、TwitterやInstagramでただ勉強している状況を説明したり、動画などでひたすら勉強をしている状況を公開しているものもあります。こうしたアカウントを作る心理としては、人から見られていると言うことを意識することで効率を上げたり、気持ちを高めたりする効果があります。これをホーソン効果といいます。昔は図書館で勉強したり、自習室を使っていたことがこれに近いですが、コロナ禍においてオンライン化したというのが顕著です。私も家では誘惑に負けて勉強しにくかったので、自習室によくいきました。今だったら勉強垢を見ていると思います。

また他人の勉強垢を見る心理としては同調行動であることが想像でもきます。勉強というのはとても孤独で、家族がいても孤独感を持ちやすいものです。それが誰かの勉強垢を見ることでとても安心するのだと思います。また、安心以外にも「刺激」として機能することもありそうで、自分の気持ちを高める環境素材として使っているとも思われます。ちなみに私が勉強している状況は論文の英語と悪戦苦闘したり、頭を抱えてひとりごとを言っているものばかりで、見て楽しいものではないと思います。


・若者のチル化
「チル」とは「のんびり」「癒し」といった意味を持つ言葉で、若者の間で「チルい」「チルっている」などと使われます。もともとはダウンテンポのゆっくりとした曲のchill系(チル系)chill out系(チルアウト系)から来ています。三省堂の「今年の新語2021」』にも「チルい」が選ばれました。2位が「○○ガチャ」3位「マリトッツォ」をおさえたわけですから、相当な流行ぶりと考えられます。選外になっている「じゃないほう」「鼻マスク」のほうを聞いている人も多いと思いますが、出版社は基本的に「若いほうに加担しやすい」傾向があります。それは「古い」と言われることへの恐れと、商業的に若いファンを作りたい心理んからです。

この「チルい」はインスタやツイッターなどでよく見せる習慣が浸透し、その反発として生まれてきた背景も見えますし、また、社会全体が失敗を許さずイライラして焦っている状態へのアンチテーゼとも考えられます。心を守る行為として、その文化を広めたい、存在を認めたい心理もあると考えられます。あーチルチルミチルと一緒に青い鳥を探しに行きたいです。

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心理に関わるトピック、最新心理傾向、SNS心理学など教科書やネットに載っていないような希少な情報、オープンスペースではなかな話ができない業界の裏話もお届けしていくつもりです。

心理に関わるトピック、最新心理傾向、SNS心理学を雑談のような話を軽いお話にしてお届けします。心理学に興味がある人、心理を使って何かに活か…

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