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「魅惑の心理」マガジンvol.189(明るい未来を作りたい/心理で考える政治危機)

今の日本の政治は、心理学的に見ても危険な状態です。良くなるイメージが湧きません。ただし、政治批判のつらつらと記事をしたところで、すでに世にたくさんありますし、あまり批判的な話をしても暗くなるだけなので、心理的に見ると今どのような問題があり、それをどう乗り越えると、明るい未来があるのかということを前向きに考えていきたいと思います。心理で考える政治危機とその改善ポイントの話です。

問題1. 政治家と国民との関係性
問題点のひとつ目は、国民の多くが政治家を信用していないことです。国民のことを理解していない高給の「上級国民の政治家」と様々な問題を抱えて「苦しんでいる一般国民」の間に大きな溝があります。政治家は国民の苦しみを理解しているとは思えず、「(女性は)産む機械」「世の中に『待機児童』なんて一人もいない」「まだ東北で、あっちの方だったからよかった」など国民を逆撫でするような失言をこぼします。「失言」というよりは「本音」でしょう。政治家は自分達は選ばれし存在であると国民を軽視し、国民も不祥事や自分の利益に走る政治家を軽蔑し、両者の間に信頼関係はありません。

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心理に関わるトピック、最新心理傾向、SNS心理学を雑談のような話を軽いお話にしてお届けします。心理学に興味がある人、心理を使って何かに活か…

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