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色彩研究会イベント(美術鑑賞会)のご案内

国立西洋美術館で実施しております、キュビスム展の鑑賞会のご案内です。ポーポーの解説付きで作品を巡りつつ、鑑賞会の前後どちらかには簡単なお茶会、交流会を考えています。

このキュビスム展は初来日作品50点以上を含む約140点を展示する、日本では50年ぶりとなる展覧会です。誰もが知るピカソの作品が12点、ジョルジュ・ブラックの作品が15点展示されます。セザンヌ、ルソーからフェレナン・レジェといった個性的な作品が並び、色彩と形の迷宮が広がります。

キュビスムとはピカソとブラックが20世紀初頭に開いた現代美術の大きな変革であり、ブラックの作品が立方体(キューブ)と評されたことに由来します。遠近法や陰影法とかではない、カクカクした幾何学的に見えながら、まるで対象物の本質を浮かび上がらせるような作品は見た人の心を掴みます。対象を幾何学的な断面に分解して再構成します。

20代後半ごろ精神的に苦しい時期を超え、絵が売れるようになったピカソは新しい表現方法を探していました。そこでたどり着いたのが「キュビスム」です。色ではなく、形が主題となっていると言われますが、だからこそ、そこに見えない色を含めて、色の美しさが浮かび上がります。

晩年の作品であるゲルニカを見た、小学生の頃の私はそのインパクトに衝撃を受けました。白黒でありながら、牛や人の苦しみが作品の中に赤い色として見えたものです。

そてそんなキュビスム展、色彩研究会のイベントとして研究員の皆さんと巡れたいと思います。

日時は
2023年12月10日(日)のお昼ごろに上野集合予定として考えています。お申し込みは下記にフォームを用意しました。イベント初参加の研究員の方もメンバーを紹介する良い機会ですので、遠慮なくご参加ください。

注意書きと現在わかっていることとして
・参加にはチケット代2,200円とお茶会の実費がかかります。場所を予約する関係で軽食のコースのようにものになるかもしれません。追ってご連絡します。ポーポーの解説代はかかりません。
・キュビスム展は予約制ではないので、混雑時には入場に時間がかかる場合があります。チケットの扱い(まとめて買うか、個別に用意していただくか)についてはまたご連絡します。
・あまり大人数でも動きにくいので、お申し込みが4人以上で実施、10人以内ぐらいの形を考えています。人数によっては途中で締め切るかもしれません。同伴にお子さんがいらっしゃる方も大丈夫です。
 →実施確定です。
・モネ展の開催も微妙に検討しています。

では何か変更か詳細が決まりましたら、更新してお知らせします。
実施日時
2023年12月10日(日)
申し込み締め切り
2023年11月25日(土)←NEW

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