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多くの人に好まれる青緑・緑青とは

色を使った性格分析で解釈が難しいものに青緑・緑青の扱いがあります。最近の傾向として感じていることに、青緑・緑青を好む人が増えているように感じます。青から緑にかけては物理的に範囲が広いので、「青緑」なのか「緑青」なのかでは大きな差があるように思われます。多くの人が好んでいるのは青系に寄っている青緑なのか、それとも緑側に寄っている緑青なのかを知ることは意味があると思います。そこでツイッターを通して好む色をアンケートを調査を行いました。

選択肢と用意したのは、この4つの色です。Cが青緑、 Bが緑青になります。そして基準色として Aの青とDの緑を用意して、その差を比較しようと考えました。青側からA、C、B、Dと並べました。色の選定はマンセル値を参考にして、5Bから5Gの間、等間隔になるように並べています。結果は下記のようになりました。


アンケート調査には853名の方に参加していただきました。ご参加いたたきましたみなさまありがとうございます。過去のアンケート調査からは最低でも300程度あると数値が安定し、1,000までいくとほぼ安定する(それ以上増えても数値が変わりにくい)ので、800名の皆さんが参加いただいた数値は信頼度が高いものと言えます。

このように大変興味深い結果になりました。この結果からいくつも面白いことがわかったり、推測ができます。そこで色彩研究会マガジンで緑から青にかけての嗜好性についての評価とここからわかることについて解説していきたいと思います。色の嗜好性を知る上で大変、意味があることがわかります。また今回はポーポーだけでなく、色彩に精通しているにじまる色彩戦略所からにじまるさんにもご意見を伺っています。(記事公開後に研究員の皆さんからいただいた内容を追加文として10/11に記載しています)

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「色を使って問題解決しよう」「色の可能性を広げていこう」をテーマにした色彩心理を研究会していきます。 「ポーポー色彩心理マガジン」は [学んで解決・学んで広げる] [参加して解決・参加して広げる] [仲間を作って解決・仲間を作って広げる] [相談して問題解決・相談して可能性を広げよう] といった内容に分かれており、ここでしか手に入らない希少な色の情報も含まれます。皆さんのビジネスや日常にお使いいただけます。マガジンで完結するものではなく、マガジンから様々な可能性とワクワクが広がります。

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