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FRB注目のPCEコア・デフレーター発表!ドル円・ポンド円相場の展望と投資戦略/5月31日

今日は21:30に米国のPCEコア・デフレーターの発表があります。PCE(個人消費支出)の物価指数で、コアは食品とエネルギーを除いた指数となっています。

FRB(米連邦準制度理事会)はインフレを測る上で、CPI(消費者物価指数)よりも、このPCEを重視していますから、非常に重要なイベントとなります。

予想はヘッドラインの総合値が前月比+0.3%・前年比+2.7%(前回+0.8%・+2.7%)で、コアは+0.3%・+2.8%(前回+0.3%・+2.8%)となっています。

直近の輸入物価の上昇を受けて、まずまず強めの数字が想定されています。まぁ前月比が0.0%とか、伸びが全くないという数字になればサプライズですが、前月比が+0.1-0.3%の範囲におさまるなら、サプライズ感はさほどないと思います。

利下げ一番乗りかと思われた欧州の経済指標を見ても、まだまだインフレはしつこいですから、インフレが低下したと確認できるような経済指標が複数出てこないと、FRBも利下げを宣言しにくい状況ですからね。

したがって、今晩も基本的には押し目買いを意識して円売りトレードを手掛けたいところではあります。

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◆サプライズがなければ円売り継続!押し目を狙うだけ

今日は欧州の消費者物価指数も予想を上回ってきましたし、なんだかんだインフレ減速はまだ先って感じですね。世界的に見ても、また物価が上昇してきた感じで、そうなると利下げも遠のくと。

為替の方も円売り再開の流れとなっています。日銀国債買入れオペの規模が据え置かれたことなども材料となりましたが、世界同時株安な的な流れで相場が巻き戻されただけで、なんだかんだまだ円売りは続くといったところでしょう。

今日の米PCEは前月比がマイナスになるとかサプライズがあれば別として、基本的には弱めならドル安ですが、クロス円の円売りが支えてドル安・円安でクロス円が上がるだけですし、逆に強いとドル高でクロス円は少し下げるかもしれませんが、最終的にドル高円安でクロス円も引っ張られるので、PCEがどう転んでも円安は変わらずと。

ドル円(日足)チャート

昨日は結構ズルズルでしたが、ドル円はかなり支えられましたね。156.40-156.50円レベルはかなり強いサポートになりそう。

短期トレード的には、156円台に差し込んできたら軽く買ってみて、156.60円で追加、早めなら156.30円割れか、粘るなら21日移動平均線のある156.00円割れで損切りでしょうか。

上値は上値で157円台後半レベルからが重たいので、材料がないなら157.60-157.80円は一旦利益確定レベルか。この場合、また158円台に乗せたら少しずつ買っていけば良さそう。

ポンド円(日足)チャート

ポンド円も再び200円台へ。ドル円が157円台を維持してる限りは、安心してロングポジションを持っていて良いでしょう。ただ、156円台を割り込んでくるのであれば、一旦は撤退でしょうか。

やはり2-3円程度の値動きは当たり前にあるので、大きく下げた時に追加できると良いですね。

目先は199.00-199.20円レベルで買い増せると良さそう。ポン円は常に50銭毎ぐらいに指値しておくと、思わぬ乱高下で刺さってますからね。

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PCE前には半分ぐらいにポジションを減らして、乱高下の下に触れた時に指値がささればなと思います。それも後ほどXで公開するので、よろしくお願いします!

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