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雇用統計速報:日銀会合前に1ドル=160円の可能性も今後の市場予測/6月8日

来週の日銀会合前に1ドル=160円を試しに行く展開も多少ありそうな流れに。というわけで、雇用統計はツヨツヨの結果になりました。まぁトレンド転換とか声高に叫んでいたインフルエンサーは全員4んだね…。

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桂文枝師匠もびっくりの結果!

まぁこういう空気読まないのが雇用統計なわけで。というか、前月が妙に下振れしていたし、弱気になる必要はあまりないと考えていましたが、まさかこういう結果になるとは。

というわけで、雇用統計の結果と今後の為替・株の展望についてまとめておきますので、よろしくお願いします。

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◆雇用統計の結果分析:利下げが遠のいたことは確実

はいはい、ダブルワークダブルワーク、でも知ってた速報なわけで。家計調査では雇用者数が減少してるもんね!(非農業部門雇用者数は企業調査ベース)とか、したり顔で指摘するインフルエンサーもいますが、だから何って感じなわけで。

失業率が悪化してることを踏まえると、副業でのダブル、トリプルワークをできる人はできて、できない人は容赦なく失業してるというだけの話で。

また、平均時給が上昇していることから、それなりに賃金ベースの高い仕事では、相変わらず給料がアップし続けている可能性。あとは、最底辺の低賃金ベースで働いている無能が徐々にクビを切られているのかもしれません。

トータルで踏まえると、確かに楽観できるほど絶好調な雇用統計ではないですが、少なくとも利下げにGOサインが出るような数字ではありません。むしろ、利下げは後退したと見るのが妥当でしょう。

予想を外した連中がみっともなく言い訳をしたところで、米国の利下げが遠のいたというのは確実ですからね。この事実が重要なわけで。戦わなきゃ現実と!戦え!戦え!戦え!

◆米国株は一瞬下げるも反発!高値掴みには注意

利下げ織り込み後退で一瞬株は下げるも、景況感への警戒感もあったことから、雇用統計の強い数字を受けて、景気はまだまだ底堅いし、ええんちゃうかで株価は反発。もはや何でもありの良いとこどりの相場になっています。

ナスダック100指数+S&P500指数(日足)チャート

景気の悪化が目立ってくればFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げしてくれるだろうとの期待もあるのでしょうが、その時、景気悪化度合いに見合った利下げがあるかどうかはかなり怪しいので、やっぱりこの高値で突っ込んでいくのは厳しいと思います。

かといって、売れるかというとそれも無理な話。保有しているベースポジションを引っ張れるだけ引っ張って、あとは短期はエヌビディアか、長期はコツコツ積み立てるぐらいにして、暴落した時にしっかり買えるようなキャッシュを増やす時期と割り切った方が良いでしょう。

◆ドル円・クロス円は押し目意識!円安は継続

景気悪化への懸念もあったことから、先行して国債(債券)が買われて金利が低下してきた分、金利の上昇余地は十分といったところです。

米2年債/5年債/10年債利回り(日足)チャート

流石に米長期金利が4.5%を超えてくるようだと、株価にも悪影響が出てくるとは思いますが。今日も今のところ株価は堅調ですが、引けにかけて売られるようだと為替もやや円高に傾くかもしれません。

もっとも、そうなればドル円・クロス円にとっては押し目でしかないですけどね。

ドル円(日足)チャート

ドル円は157円台に乗せましたが、その後は続かずで上値が重たいですね。この辺は来週の日銀会合への懸念もあるかもしれません。

とはいえ、ずっと続いてきた円キャリートレード(円売り)が終わる可能性は低いわけで、押し目押し目で対応していくだけでしょう。

基本的に、155.00円の大台節目を割らない限りは買いでついていけば良いと思います。割ったら一旦損切りして様子見ですが。

ちなみに短期はドル高なので、クロス円は上値が重いですが、いずれドル円に引っ張られる運命なため、下押ししてくる場面があればポンド円やユーロ円などを少し優先して拾っていけば良いと思います。

とりあえず、雇用統計のまとめはこんなところで。冷静にトレードしていただければ。トレード、ポジションについては、全てをびん子アカウントで公開しているので、必ずフォローしてくださいね➡︎@araisanfx


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