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ECBは6月利下げへ!米CPI前に円売りの解消が進む、今後の展望は?/5月15日

まさに岐阜暴威エフェクト…冗談はさておき、🇪🇺ECB(欧州中央銀行)が6月利下げへ向けて動き出したことで、円売りポジション解消の動きが強まりました。岐阜さんが朝ユーロ円ロングしたことと関係ありますかぁ!!?

ECBメンバーの🇫🇷ビルロワドガロー仏中銀総裁は、ラジオインタビューで「恐らく6月初旬の政策決定会合で利下げに踏み切るだろう」とし、🇪🇪エストニア中銀総裁も「6月利下げは非常にあり得る」と援護射撃。

これによって、いよいよ世界的な利下げサイクルの始まりが意識され、投機筋主導で売られてきた円ポジションの巻き戻しから、ドル円を中心に急落となりました。

まぁ宣言通り昨日の段階で大半のポジションを利食いしていたので、ダメージは最小限で食い止められましたけどね。先ほど、全ポジションを利食いして、一連のトレードでは20万円以上の利益を得ています。

というわけで、21:30から米4月CPI(消費者物価指数)や小売売上高の発表が迫っていますので、展望も含めて簡単に解説していきます。

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◆トレーダーの脳裏に利下げが刻まれた!円売りポジションの巻き戻しに最大限警戒

今日のCPIの注目点やトレード戦略については、概ね上記の昨日のブログで書いた通りではありますが、ECBが6月利下げというヘッドラインで、市場関係者全員の脳裏に“利下げ”が刻まれたことでしょう。

これでCPIが弱ければ、いよいよ米国も利下げということで、円売りポジションは大きく巻き戻される可能性があります。

ドル円(日足)チャート

日米金利差をベースに考えると、フラットなレベルは1ドル=150円前後とされています。つまり、通常の場合なら、このレベルなら買ってもリスクは小さいのですが、円売りの大幅な巻き戻しが発生した場合、150.00円の大台節目を割り込むと、145円程度まで急落することも否定できません。

もちろん、そうなるためには、CPIが決定的な弱い数字になる必要があるわけですが、本当に前月比で0.0%、あるいはマイナスといった想定外の数字が出てくると、暴落もあり得るだけに注意です。

いずれにせよ、ECBの6月利下げとのことで、数字次第で相当に荒れる可能性がありますから、警戒しておきましょう。ヘッドライン(総合指数)以外のコア指数、スーパーコアの数字、さらには小売売上高も影響してきますから、かなりの上下、波乱イベントになる可能性が高いように思います。

とりあえず、数字をしっかり精査してから軽く入る程度で良いでしょう。予想並の微妙な数字だった場合、次の焦点はFRBメンバーの見解、米国の利下げがいつになると考えているかということになりますから、かなりファジーな問題になってきますので。

トレード的には、152-153円レベルでは軽く入りたいですが、目先の安値である151.80円を割り込んだら一旦撤退でしょう。その後は底を確認ですね。150円を割れると148円ぐらいまでは調整しやすいように思います。

まぁCPIが予想並の数字に落ち着くのであれば、下げもそこそこでしょうけどね。その場合は、まだもう少し円売り、ドル円やクロス円のロングで遊べるので、少しずつソロリソロリ入っていきたいところです。

トレードは完全先出しで公開していますので、ぜひフォローいただければと思います→@araisanfx

◆合成通貨の下げも避けられない!安易に飛びつかないように要警戒

クロス円は所詮合成通貨でしかないので、弱いCPIでドル安になると、クロス円は一瞬はドル円よりもマイルドな値動きになりますが、円売りの解消になるとボッコボコに下げるので注意が必要です。

ユーロ円(日足)チャート

ユーロ円は164-165円ぐらいまでの下げは普通にありそうですね。まぁ164円レベルを下抜けてくると、89日移動平均線(163.198円)割れからの200日移動平均線(160.676円)タッチが見えてきてしまいますけどね。

とりあえず、165-166円ぐらいで軽く拾うぐらいのイメージでは見ていますが、164円を割り込みそうなら一旦撤退でしょう。

ポンド円(日足)チャート

で、次の利下げはBOE(英中銀)という見方もありますので、ポンドは上げ幅に夢がありますが、崩れるときは結構崩れるので警戒が必要です。

流石に194円レベルから手を出したくはなりますが、192円台を割り込んでズルズルだと、190円の大台節目割れも見えてきてしまいますし、逝く時はあっという間ですからね。194円台で軽く拾った場合、192.00円を割れたら一旦損切りして、底をじっくり確認するのが良いと思います。

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