1ドル=161円台突破、38年ぶりの円安!今週の注目イベント&豪ドル円トレード戦略解説/7月1日
円安が止まらない!ドル円は38年ぶり、ユーロ円はユーロ導入の1999年以来、ポンド円は16年ぶり、豪ドル円も16年ぶり水準に突入しています。
まぁドル円、ポンド円の値動きについては、ブログの方で解説したので、そちらを見ていただければと思います↓
これまでは金利差が注目されていますが、直近はもはや金利差では説明できない円安となっており、果たして日銀が利上げをしたからといって円安が止まるのかといった状況になりつつあります。
もちろん、中期的に見れば日本と海外の金利差が縮小するにしたがって、徐々に円安の動きもおさまってくるとは思いますが、少なくとも短期的にはそうではないですし、長期的に見て円安が続くのであれば、やはりそれなりの備えをしておきたいところでしょう。
今はコストなしで米ドルに両替できるサービスがありますから、まずは気軽にやっておくと良いと思います。1ドル=120円になるより、200円の方が最近は近そうですからね。米ドルを保有することが資産を守る上でも重要でしょう↓
◆今週注目のイベント!米国の利下げに関するヒントはあるか?
今週の注目材料としては、やはり7月5日の米6月雇用統計でしょう。この数字によっては、ドル安からの円高で1-2円の急落はあり得るかなと。もっとも、基本的によほどのことがなければ押し目の認識です。
あとは、7月1-3日の日程でECB(欧州中央銀行)主催の年次フォーラムが開催されます。今年のテーマは「変革の時代における金融政策」ということで、結構ドンピシャな話なんですよね。
パウエルFRB議長が従来通りの利下げに慎重な姿勢を示すのであれば、また円安トレードが加速しそうですが、9月利下げへ向けての下準備を始めるようなことがあると、少し崩れるかもしれません。もっとも、これも単なる押し目でしょうが。
あとは、7月3日に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の中身も多少はポイントになるでしょう。まぁ6月11-12日分なので、過去の話ですが、利下げに前向きなメンバーが多いみたいな話になると、ドル安にはなりがちでしょうからね。
◆ドル円は162円を試せるか?ドル高材料、米雇用統計次第で165円への道も
ドル円に関しては、162.00円レベルを試しに行けるかどうかですね。161円台では伸び悩む傾向があるので、決して上値も軽くはないです。ただ、162円台でしっかりするようなら、いよいよ165円が意識されることになるでしょう。
下値に関しては、やはり160.00円の大台節目や、21日移動平均線のある158.00円レベルですね。早めなら160円割れで撤退して、粘るにしても158円割れで一旦損切りというのが良い気がします。
まぁいずれにせよ週末の雇用統計発表前にはポジションを少し減らして、週末の選挙などに備えたい。
今のところ、トレード的には良い感じです。エントリーから決済、指値まで全てのポジションをびん子アカウント(@araisanfx)で公開してるので、フォローしてくださいね↓
◆豪ドルは利上げ前提で一段高!基本的には押し目を待ちたい
豪ドルは1991年、33年ぶりの108円台へ向けた値動きとなっています。先週発表されたオーストラリアの5月分の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、RBA(オーストラリア準備銀行)が8月に利上げするのではという見方が強まったことが背景としてあります。
CPIが前年比で+4.0%(予想+3.6%)となったことから、利上げの可能性を意識しています。まぁ当然といえば当然というか、ブロックRBA総裁もCPIが極めて重要としてきただけに、利上げは否定できないでしょう。
まぁ基本的に円売りもあるので、底堅い値動きは継続しそうですが、利上げを前提としている上昇なだけに、経済指標に対して慎重に見ながらトレードした方が良いでしょう。ただでさえ、豪ドルは追加材料がないと垂れる傾向が強いので。上がる時は上がるんですけどね。
107.00円前後まで垂れてくれば、とりあえずお試し買いで入りたいですが、ダラダラ崩れてくるなら直近の下値ポイントである106.50円割れで一旦撤退でしょうか。
106.00円前後ではしっかり買って良いと思いますが、やはり21日移動平均線のある105.00円レベルを割るようだと、上昇一服の可能性すらあり得ますから、そのつもりで。どうしても深追いしにくい通貨ではあるので、あまり無理せずと言った感じですね。
というわけで、どのクロス円も崩れた押し目を狙いつつ、軽く握って円安とスワップを楽しみつつ、深い押し目があれば厚めに追加というスタンスで。
ちなみに、日経平均も40,000円の大台再びですが、なんか雑な感じがするんですよね。それほど上昇に魅力を感じないというか、日経平均が上がって円資産が増えたところで円安の目減りに勝てない感じが。
なので、やはり円安トレードをしながら、米国半導体銘柄に投資をしていくというのが、しばらくは機能しそうです。
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