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日経平均株価が一時1,500円の大暴落!世界的な金利上昇が引き金に…株と為替の今後の見通し解説/5月30日

日経平均株価は一時前日高値から1,500円の暴落となりました。世界的に金利が上昇する中で株価が崩れてリスクオフ(回避)に。割と鈍感だった為替が反応して円高にもなりましたね。まぁ相場が全体的に巻き戻された感じです。

日本の金利も上昇する中で、日経平均は大コケ。38,000-39,500円のレンジが続くかどうかがポイントですが、今日38,000円レベルを大きく割り込んだ上に戻しも弱いので、望み薄でしょうか。

とにかく、エヌビディア一本足打法も限界に達したところもあるんでしょうね。高金利継続から先の、景気下振れが意識といったところでしょう。

先週ぐらいまでは、なんやかんや不調だった経済指標が持ち直して、金利上昇に強いバリュー株が物色されて株価が上昇する中で、エヌビディアの決算も無事終えて、株買え買えでしたが、金利高になって流石にギブアップと。

まぁ米国株に関しては、エヌビディアが4連騰と、未だに救国の英雄エヌビは健在なので月末のリバランス、明日の米PCEコア・デフレーター(個人消費のインフレ指標)を控えての調整の域を出ませんが、これ以上ゴリゴリ下げるようなら黄色信号というか。

そもそも、明日の米PCE(個人消費支出)は、やや数字が緩和する見通しですからね。強い数字でインフレ再燃が意識され、さらに株安になるようだと危ないですからね。

それでは、ここまでの相場と明日以降の相場展望について簡単にまとめていきますので、よろしくお願いします。

◆相場全体の巻き戻し発生!株安の流れが為替にも波及

昨日から相場が巻き戻されている印象。昨日(29日)は株高→株安の流れに加え、円安→やや円高・スイスフラン高となっています。この辺は通貨強弱を見るとわかるので、ぜひ活用いただければと思います↓

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で、金利上昇なら円安じゃないのと思うかもしれませんが、株価も崩れてリスクオフ(回避)気味の流れから円売りが巻き戻されての円高。もっとも、結局は円安にならざるを得ないとは思いますが、今日は想定以上にゴリゴリ下げました。

29日は消費者物価指数(CPI)の発表があり、オーストラリアの4月分は予想を上回る数字。前年比+3.6%(予想+3.4%)となり、コア(基調インフレ)も+4.1%(予想+4.0%)と強めでした。

流石にRBA(豪州準備銀行)が利上げするほどの数字ではないものの、現状維持には十分ですし、今後の結果次第では利上げもということで、一旦は豪ドル高、円売りで反応したものの、その後は米国株安や本日の日経平均の大幅安に耐えきれず崩れてしまったと。

私もポジションを調整することになりました。もっとも、ほぼ底で切って大きく反発したのですぐに買い戻しています。トレードは実況専用アカウントで完全公開しているので、フォローよろしくお願いします→@pawhara_arai

◆為替相場の展望:円安トレンドは継続か?1ドル=156円を割らない限りは押し目意識

今後の為替がどうなるかについてですが、基本的に円売りは継続でしょうね。これだけ日本の金利が上がっても、なんだかんだ円安は止まらないわけですから。

とりあえず、繰り返しているように1ドル=156.00円レベルも割らないのであれば、まだまだ円売り意識でしょう。

ドル円(日足)チャート

昨日は157.00円の天井レベルを抜けてから一段高となりましたが、今日になって叩き落とされてしまいました。今後は、再び157円台に定着できるかどうかですね。

158円台に乗せるといよいよ160円の大台が見えてくるわけですが、介入警戒感も強まりそうですし、実際に157円台後半からは不安定な値動きも見られたので、常に50銭、1円ぐらい下に指値をしておいて、急落したときに買えるようにしておくと良いでしょう。

とりあえず、156.00円レベルすらあっさり割り込むなら損切りですが、現状は押し目買いで拾っておけば良いと思います。スワップもありますしね。

ポンド円(日足)チャート

ポンド円も同様です。相場の巻き戻しでドル高・円高気味の値動きとなって倍速で下げましたが、これはクロス円にとっては避けられない宿命ですからね。ドル円が156円台を割り込まない限りは、押し目だと思って50銭毎ぐらいで押し目押し目でコツコツ拾っていくしかないのかなと。

200.00円の大台節目を抜けて上値は軽くなっているので、市場が落ち着いてまだ円売りモードになれば問題ないと思います。1ドル=156.00円レベルを割り込んだら、一旦損切り撤退ですが。

◆エヌビディア頼みの米国株、短期投資戦略!日本株は日銀会合待ち

株はエヌビディアが支えているだけなので、もはや米国株も買う必要はないでしょう。短期はエヌビディアをひたすら追いかけて、1,000-1,050ドルの浅い押し目で追加する程度のイメージですね。

うまく行けば6月10日の株式分割前に1,300-1,400ドルぐらいまで見えるわけで。

エヌビディア(日足)チャート

まぁAI軍団というか、エヌビディアが壊れない限りは米国株全体としても売りにくいわけですが、上昇材料はこれ以外にないですからね。

明日のPCEが弱めなら、やや金利低下して一段高、反発はあり得ますが、どちらにしてもエヌビディアを狙っていくだけで良いでしょう。

株に関しては繰り返している通り、長期はインデックスでコツコツ投資する分には問題ないですが、短期的にはあえて高値から突っ込んでいく必要はないですからね。

特に日本株は、円安対策による日銀の政策変更も意識される中で、あえて買う必要もないですからね。とりあえず、まずは6月13-14日の日銀会合で利上げなどが払拭されるのが最低条件というか。

というわけで、しばらく株はベースポジ5割でさらなる押し目を待てば良いでしょう。まだ全然買ってないという方は、3割ぐらいまでは買って良いと思いますが、それ以上買う必要はないと思います。あとは、短期はエヌビディア中心で!

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