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弱い米小売から見える市場の不安 – FRBの政策と為替・株価の展望/6月18日

先ほど発表された米5月小売売上高は予想を下回り、かつ前回分も下方修正。CPI(消費者物価指数)に続き、弱めの数字となりました。

市場の反応は今のところ様子見気味。FRB(米連邦準備制度理事会)の早期利下げの可能性が高まったことは株価にとってプラス材料ですが、本当に早期の利下げがあるのかというのが今後の焦点になりそうな雰囲気に。

要は、これまではインフレが後退したら、米経済も悪化したら、いよいよ利下げですよね?という話だったものの、FRBがあまりに慎重というか、インフレが下がるという確信が持てるまで待つという姿勢を貫いているため、景気後退でも利下げしないのではないか…という懸念が強まってる感じですね。

一部ではポリシーエラー(失政)につながるのでは…という声も強まりつつあり、今後の動向がポイントとなりそうです。

それでは、米小売の結果を踏まえながら、今後の為替と株の展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。

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◆引き続きドル円は押し目狙い!ポン円はCPI、BOE通過まで様子見

明日、6月19日は米奴隷解放記念日(バイデンが制定したらしい)で休場となるため、実質今日の値動きで勝負アリか。

で、この米小売の数字を受けてドル円が下がらない、円高にならないとしたら、どうやったら円高になるの?という状況。

ドル円のピークは近いかといえば、近いと答えるし、ここから本格的にドル転していくのはオススメしないものの、止まらない可能性も踏まえて多少はドル資産を持っておかないと、かなり厳しいように思う今日この頃です。

ドル円(日足)チャート

欧州懸念は燻り続けるし、ポンドに関しても今週は20日にBOE(英中銀)の金融政策理事会が予定されているので、なんだかんだ短期的には米ドル円が安牌な感じですかね。もちろん、20日のBOEが無難に通過すれば、ポンド円のロング・押し目を狙うのがベターかなと思います。

で、ドル円については、あれだけ重かった158.00円ラインがガバガバ森崎くんラインになってしまい、材料さえそろえば160円っしょという雰囲気はあります。とはいえ、今日の米小売が滑ったので158円台は維持できず反落。

まぁドル円に関しては、157円台すら割れていかないわけで、もはや軽く握りつつ、21日移動平均線(156.814円)を背に157.00円前後で押し目追加していくイメージでしょうか。

損切り早めなら21日線割れで一旦撤退。粘る場合は156.00円ライン割れの155.90円レベルで一旦撤退でしょうか。50日線などもあるので、156.00円ラインは大きな節目でしょう。もちろん、粘るパターンなら156円台半ばぐらいでもしっかり追加したい。

それから、ポンド円は、まずは20日のBOE次第ですが、明日19日15:00の英5月CPI(消費者物価指数)が予想を下回った場合、BOEでの利下げを意識して急落もあり得ますから、警戒しておきましょう。

2-3円とかは当たり前に下がるので、しっかりポジションは調整してイベントに臨みましょう。BOEで8月利下げの可能性が濃厚なら、一旦1ポンド=195-197円ぐらいまで落ちてもおかしくないですからね。

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◆株は引き続きエヌビディア、半導体一本足打法継続で!

いつかは終わるけど、いつ終わるかが見えなくなってきた今日この頃。半導体インチキ相場継続っぽいので、引き続きエヌビディア(NVDA)にかけつつ、第二のエヌビと呼ばれるブロードコム(AVGO)をつまんでいくイメージか。他は多分いらない。

米小売が弱いのが金利面ではプラスなのですが、あんまり関係ないといえば関係ない。AI期待がどこまで続くかというだけで。

相当高値なので、売り抜けたい気持ちも強そうで、何かあると急落はしますけどね。ただ、まだ押し目意識でついていって良さそうだとは思います。クラッシュ用に資金は3割以上は残しておきましょう。

エヌビディア&ブロードコム(日足)チャート

エヌビディアに比べれば、まだまだブロードコムは安いかなと(震え声)。エヌビディアを超えるほどの大相場になるかといえば疑問もありますが、今からエヌビだけ追いかけても少し遅さも感じるので。安いところから拾っているのであれば、エヌビを引っ張り続けるだけですが。

3-4年前に米国株億り人とか言ってて、去年あたりにようやく2億り人とか言ってたら、エヌビの爆上げで3億りが見えてしまったという。これじゃタワマンが1億円超えるわけだ。円安パワーと米国株高パワーは正義。みんなもやっておくと良いと思います。

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