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猪狩カイザース(2023年度4月)

【寸評】

 4月終了時点で同率2位に3チームが並ぶ混戦の中、2位の一角としてカイザースが位置している。チーム防御率3.93はリーグ3位だが、救援防御率2.69はリーグ1位と安定した救援陣が好調の要因だ。打線はチーム打率が.289、得点は142と、こちらもリーグ1位の数値で好調。投打ともに嚙み合いを見せている。

【投手】

・先発投手

 先発の柱として期待された伊東は防御率7.15と振るわず、この度登録抹消となった。もう一人開幕先発ローテを任された熊木についても同様に振るわず抹消となった。熊木の代わりとしては新しい助っ人として加入したコールマンが入り、2試合を投げて、防御率3.00とまずまずの活躍を見せている。伊東と同じくWエースとして期待されているチャップマンは4月終えて防御率5.79と低調な成績であるが、うち2試合ではHQSを達成するなど、評価が難しい。そんな中、山部が防御率1.98とリーグ2位の成績を残した。勝ち星には恵まれていないが四死球率が低く、ここまで素晴らしい投球を見せている。

・中継ぎ、抑え投手

 当初抑えで起用していた関屋は5Sを挙げたが、制球が不安定であり登録抹消となった。代わりに抑えに起用されている安定感を欠いた状態であり、現状様子見といったところである。その他中継ぎ陣は好調で、チーム最多タイの14試合に早くも登板した武藤は未だ無失点と好成績を残している。勝ちパターンとして起用されていた野上が疲労回復のため抹消となったため代役として上がった河端の活躍にも期待したい。

【野手】

 当初の想定よりも遥か上をゆく成績を残しているのが具志堅である。打率.458、得点圏打率.652はいずれもリーグ1位だ。開幕当初8番で起用していたが、この打撃成績を受け、今後3番で起用することとなった。その他の打者も好調でバットがよく振れているが、5番に入っていた岩倉のみ低調であることから、今回控えに落とした。岩倉の代わりには控えで打撃成績がよく、足も生かせる中嶋を1番として起用する予定。4月はリーグ最低の7盗塁であったことから、機動力UPに期待がかかる。

【検索用ワード】 
パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団

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