インテリアコーディネーター1次試験「どの問題を正解しても1点です」
※当記事はInterior Coordinator Salon代表 「Paul」のラジオ台本となっています。該当のラジオはこちらです。
当チャンネルでは、独学でインテリアコーディネーターを目指される方に有益な情報をお届けしたり、現役ICである私自身の経験を基にお話をさせて頂いています。
■テーマ
「インテリアコーディネーター1次試験では どの問題を正解しても1点です」
すでに1次試験まで1ヶ月半と迫ってきていますが、皆さん勉強は順調でしょうか??
今回は特に現時点で勉強に行き詰まってしまっている方にアドバイス的な内容となっているのですが、まず結論から話しますと・・・
ラジオテーマにも書いたのですが、このインテリアコーディネーター試験では「どの問題も基本的に正解すると1点」なんですね。
何を言いたいかというと、皆さんが苦手とされている歴史分野の問題にしろ、誰しもが分かる超イージー問題までも、正答させる価値は全て同じなんですね。
なので、この時期になったら一つのことを深く理解しようとする勉強は向いてないということですね。結局頑張って時間をかけて理解しても、1点しか取れないということですから、それは効率が良いとはいえません。
つまり
少しでも点数を上げる努力=自分が理解できる難易度の問題を確実に取れるようにしておく
ということになります。
具体的な例を挙げますと、慣用色名や観葉植物なんかは、ほぼ毎年必ず出ますよね。なので、こういう必ず出るであろうところは確実に正解をしたいわけです。
とはいえ、慣用色名のマンセル値や、他にも焼き物などは今覚えても絶対に忘れてしまうので、こういうものや多義図形などは試験の1週間前になってから一気に覚え込むことをおすすめします。
では、さらに深掘りをしていきましょう。
■チャプター2
理解が簡単(理解の必要ない)暗記ものを特に強化することがおすすめ
例えば、環境工学などではよく分からないワードが多数出てくるかと思います。
皆さん「コインシデンス効果」とかご存知でしょうか??
こちらは防音についてのワードなのですが、こういったイメージがしにくいワードを今から一生懸命調べて勉強をするよりも
「光束:ルーメン」「照度:ルクス」「光度:カンデラ」という単位を覚えるとか、電球などの種類やそれらの特徴をしっかり覚える
などの
単純に暗記をするだけというものをきちんと学習していった方がよっぽど効率がいいと思うんですね。
あくまで今のは例ですが、どの章でも「暗記していくだけ」というものは多いですから、意識的に取り組んでみることをおすすめします。
あとは、過去問や問題集を解いて「これよく出題されているな」とか思うことがあると思うのですが、そういったものも必ず覚えるようにしておいて、今年も出題された際に確実にとれる努力をしておくといいと思います。
また、過去問なんかでは相当マニアックな問題が出てきたりもしますから、そういった問題は別に深掘りしなくていいことがほとんどですね。
ハウジングエージェンシーの過去問徹底研究では大体が重要度を星の数で表していますから、星1つの問題は深掘りしなくていいと思います。
■まとめ
それでは今回の放送のまとめです。
・1次試験ではどの問題も基本的に1点ということ
・単に暗記をするだけの分野で努力をして点を取れるようにすること
・過去問で重要度の低いマニアックな問題は今からあえて深掘りする必要がないこと
という3点を話してきました。
この1次試験では200点満点なのですが、150点取れればいわゆる75点という形で合格圏内となります。
平均4問解いて1問間違えていっても75点にはなりますから、極力凡ミスは抑えて、1問1問をしっかり大事に解いていくようにしてください。
それでは、今回はここまでとなりますが、今日も明日も明後日も、これからは苦しい中でも毎日勉強していきましょう。
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