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今と昔で変わった動画に対する考え方

こんにちは。アクセスありがとうございます。


私はyoutubeとniconicoに趣味で動画投稿をしている、しがない動画投稿者です。

そこまで登録者も多くなく、動画投稿間隔もさして頻繁ではない、本当に趣味の域です。

そんな私ですが、昔と今で動画投稿に対する考えが変わってきたので、その変わった考えを書き起こしてみようかなと。

私がniconico育ちであることを念頭に入れておくと、共感できる部分はあると思います。


1.「面白い動画」に視聴者がつくと考えていた

→「ファンの多い人の動画」に視聴者がつく(特にyoutube)

これは至極当然な話ではあるのですが、改めて意識する部分があるなと感じています。

私はサガフロンティア2の動画を投稿しており、そこそこ面白い動画を作っているという自負はあります。(個人の感想)

しかし例えば2021年7月現在、メジャーでHR王争いをしているエンジェルスの大谷翔平選手が突然「サガフロンティア2 実況してみた」とかで無編集のゲーム実況動画がアップされたら、再生数でいえばボロ負けでしょう。

そんなことはありえませんが、そういうことです。(やってくれたら同じゲームということで関連動画に私の動画が出るのでやってくれねえかなあ)

また最近では、Youtuberの水溜まりボンドのトミー氏が緊急事態宣言下で自分の経営している飲食店で大規模な飲み会をして炎上した事件がありましたね。

ここで炎上前後の水溜まりボンドのチャンネル登録者数と動画再生数の推移データがあったので、掲載しておきます。

水溜まりボンド

これについて思ったことは、6月25日の再生回数の伸び具合です。社会的には悪いことをしたという前提の元で話しますと、「悪い意味で目立ってファンが減っても動画の再生回数は伸びる」ということであり、結局そういうことなんだなと実感しました。私が悪いことしたって多分誰も気にしません。

収益的な話やスポンサーがどうとかという話はさておき、動画再生数が増えているのは事実です。ですので、ファンの獲得というのが再生数を伸ばす上で非常に重要と感じました。

私の考えとして、動画投稿者としての成功は、例えばゲーム実況動画を見る際に「このゲームが好きだから動画を見る」ではなく、「この人の投稿動画だから見る」となって初めて成功だ、と何となく思っています。

ニコニコだとファンが多い動画が伸びるというのはありますが、ニコニコはランキングに乗れば伸びるので、ファン=再生数、というのは比較的弱いです。youtubeで無名の人が面白い動画投稿を始めても、無策なら埋もれるだけです。

つまり動画投稿においてはバンドワゴン効果が非常に強い、という認識です。youtube→「知名度が高くて人気そうだ→伸びる」niconico→「ランキングに乗って人気そうだ→伸びる」という感じでしょうか。


2.動画にはオリジナリティが必要だと考えていた

→投稿者の色が出るので悪いわけではないが、必須ではない。

オリジナリティにはチャンネルというか動画投稿者の色が出るので全く悪いわけではないですが、逆に言うと「今まで誰もやらなかった」という話です。それがウケるかどうかは誰にも分かりません。というか(ファンのいない人の)完全オリジナルは難しい上に見る人も少ないです。

というわけで私は、個人的なファンであるbiim氏とおやつ氏の動画スタイルをパク……教科書として選び、動画を作りました。

「教科書通りの動画を作って多くの人に見てもらい、その中でも個性として何かオリジナリティをある動画を作ってみよう」、そうして出来上がったのがサガフロ2斧縛り、そしてサンダイル年代史です。(よく初投稿作品と言われますが初投稿作品ではありません)

(サガフロ2というゲームの時点でオリジナリティないじゃんという突っ込みは無しとして)上記の動画は幸いにも評判がよく、斧縛りはniconico、サンダイル年代史はyoutubeで多くの方に見て頂いております。本当にありがとうございます。

で、なぜオリジナリティが必須ではないという考えになったかというと、昨今youtubeで流行している切り抜き動画の影響です。

切り抜きとは簡単に言うと、人気配信者の2時間ぐらいの配信で面白い一部分だけ抜粋(切り抜き)して1~5分程度の動画として投稿することです。この手法で収益を得ており、時には100万再生に到達することもあります。

切り抜き動画で意外だったことは「収益化ができて、それも安定して伸びる」ということです。

切り抜き動画のオリジナリティは、切り抜かれた側にあると私は思っており、切り抜き動画そのものにオリジナリティがあるとは思えません(個人の意見です)。オリジナリティがないものが伸び、収益も得られる→ならオリジナリティは不要では?ということです。

素早く要点だけわかる切り抜き動画に需要があることは間違いなく、別に私も切り抜き動画をよく見ます。動画投稿者としての考えが変わっただけです。

オリジナリティよりとりあえずアイデアをやってみる、という重要性を認識しました。


3.字がデカいサムネとチャンネル登録・高評価をお願いします!はダサい

→youtubeならやるべき、niconico、特にゲーム系は避けるべきである。

まずそもそもなぜこれを思っていたかと言うと、昔niconicoには「マリオメーカー問題」というものがありました。

簡単に言うと「マリオメーカーがniconico公式で収益化が認められた→数多くのゲーム実況者がマリオメーカーの動画を投稿→字デカサムネマリオメーカー動画がランキングを独占する→niconico民が嫌悪感を示す」大体こんな感じです。

マリオメーカー問題

とりあえず上記2つの画像に集約されていると思います。画像についてyoutubeではむしろ字が少ない側とは思いますが、niconicoでは「クソサムネやめろ」という話になっており、当問題を語る動画がniconicoに大量に上がる、マリオメーカーの動画に荒らしが発生する、などといった事象が発生していました。

私の個人の感想ですが、上記問題についてはniconico民の嫌儲思想が起因していると思っています。

「利益を意識した商業的な動画」や「サムネで釣るやチャンネル登録よろしくなどの閲覧者・ファンを稼ぐ行為は見ていて気持ちよくない」といった感じでしょうか。

ただまあniconico民の多くが勘違いしていますが、niconicoで収益化は十分可能です。

人によりますが上記動画の通り、何ならyoutubeのほうが儲かりません。ユーザーが多すぎて埋もれやすいためです。

一方でyoutubeは利益目的で行っている方は多いですし、字がデカいサムネもチャンネル登録/高評価よろしくお願いします!って言わないほうがむしろ少ない(と思います)

私はyoutubeとniconicoの両方で動画投稿をしているので、使い分けることにしました。


4.勝負すべきは「動画の内容」

→勝負すべきは「動画の内容+定期的な活動」

私は面白い動画を投稿することが必要であると項目1で話しましたが、どうやらそうではないようです。

動画...というよりチャンネルを伸ばす上でgoogleが提唱するHHH戦略というものがあります。

バズを生んで認知拡大→HERO 定期配信で視聴者をリピーターへ→HUB ハウツー動画で検索ニーズに応える→HELP この3つでチャンネルを伸ばす、という戦略です。

私の思う面白い動画はHEROに該当しますが、こればかり意識すると確実にネタが切れます。

ですので活動を長く続けるためにもHUBが重要であると感じています。例えば雑談配信なんかはHUBに該当しますね。定期配信で編集などの労力を控えめにすることで、長く活動が出来てファンを稼ぐことが出来ると思います。

HEROコンテンツは大抵編集がクッソ大変か偶然の産物であることが多いので、HEROばかりを意識することはやめましょう。ただし、動画投稿はじめたての人はHEROを意識するとよいでしょう。HEROはniconicoだと伸びやすいので、ジャンル依存ですがniconicoから始めるのはありだと思います。

最初からHUB(配信)ばっかやっても誰も見ません。編集不要だから楽だけど、そこは罠です。もしくは何かしらのグループの所属してブランド力を頼るのがよいでしょう。

自分はHELP >HERO>>>>>>>>>>>>HUBの割合のチャンネルです。HUB増やそうかねえ...


こんなところでしたね。最後まで閲覧いただきありがとうございました。コメントとサポートをして頂けると泣いて喜ぶので気が向いたらぜひ。

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