「王者を相手に情熱を取り戻せ」~2020 J1 リーグ第3節 vs 横浜Fマリノス(A)~【プレビュー】
太古の森(以下太古)「衝撃のクラシコから中3日!」
漆黒の獣(以下獣)「考える暇も無くマリノス戦ですか・・・。」
太古「逆に1週間空くより良いと思います!(笑)」
獣「まぁもやもや続くよりは確かに。」
太古「時間が無い中で今回も簡単に対戦相手のマリノスについて確認確認!」
獣「やりますか!」
横浜Fマリノス~王者の宿命~
■対策をどう乗り越える?
太古「さて、外からみた昨年王者の始動はどうでしょうか?」
獣「正直苦労していますよね、優勝したチームが上積みを行うというのは相当な苦難だと思います、足りない所を補うにしても去年の成功体験ある中で、色々と変えるのはリスクも伴うでしょうし。」
太古「でも変えないと他チームは当然研究をしてきますよね?」
獣「そうですね、現に開幕から3試合、相手は明らかにマリノスへの対策をしてきていて苦戦しています。」
太古「今年のマリノスは補強をこれでもかと行いました、まだまだフィットしてない部分もあるのでしょうか?」
獣「なかなかすんなり馴染むには難しいサッカーをしていますから、それも仕方ないかなと思います。」
太古「前節の湘南戦はそういう意味でも新戦力が活躍しての勝利なので、少し前向きになっているのでしょうか?」
獣「ポジティブな結果だと思います、マリノスはチームの戦術として洗練された部分が強みだと思っているので、その戦術が封じ込まれた時に個で打開できる選手やユニットが出て来たのは大いに脅威だと思います。」
太古「仕組みで崩せるチームに分かっていても止められない攻撃が増えるのは嫌ですね。(笑)」
獣「それでも90分の中でどうバランスをとるのかという部分ではまだまだこれからだと思いますので、完成する前に対戦出来たのは良かったとこちらもポジティブに捉えるしかないですね。」
太古「昨年の1位2位の対戦ですが、昨年とはお互いに状況が異なる状態での試合になりますが、自信を取り戻すには絶好の相手には間違いないですね。」
獣「昨年の思い出は思い出として、お互いにそれどころじゃない部分はありますよね。(笑)」
データ~東京はマリノスにとっては嫌な相手?~
太古「さて、ここからはデータ関係を見てみましょうか、先ずは対戦成績についてです。」
獣「基本的には五分、ただリーグに関しては東京の方が勝ち越しています。」
太古「Jリーグオリジナル10のチーム相手は割と苦労している東京なのですが、マリノスは数少ない対戦成績の良いチームです。」
太古「続いては全ての公式戦とリーグ戦の直近5試合の対戦結果です。」
獣「スコアも含めて申し分無いんですよ・・・昨年の最終節を除いて。(笑)」
太古「負ける試合は無得点、点を奪えれば勝っています。」
獣「一つ気になるのは今回がアウェイという点、実は負け越しているんですよね。」
太古「日産での試合はとにかくゴールが決められないイメージがあります。」
獣「3点以上奪った試合はまだアウェイではありませんからね~。」
太古「あと一つオカルトなデータを、東京は対マリノス戦、7月は無敗です。」
獣「8月も含めると夏時期の対戦はこちらに分があるんですね。」
~横浜Fマリノスのココに気をつけろ!ココを狙え!~
■新戦力、個の質に気をつけろ
太古「さてここからは横浜Fマリノスのココに気をつけろ!ココを狙え!のコーナーです。」
獣「今回も図を用意する時間がありませんでしたので、文章と映像でイメージをオナシャス!!」
太古「先ずはマリノスの攻撃で気をつける部分ですが・・・。」
獣「マリノスのストロングポイントと言えば両WGですね、ここを封じ込めればかなり脅威を減らすことが出来ます、前節の湘南戦ではここが押さえ込まれてかなり苦労したようですし、SHとSBが連携して自由を奪いたいところですね。」
太古「あとはマルコス・ジュニオールのところですか?」
獣「ここは昨年同様ですね、彼にマンマークをつけるのも手段としてはありだと思います、マリノスの攻撃のリズムを阻害するためにもここも自由にやらせたくは無いですね。」
太古「ここまで聞いていると昨年のマリノス対策に近いのですが、今年の対策としては?」
獣「新戦力に気をつけろでしょうか、湘南戦ではある意味力づくでゴールを抉じ開けました。」
太古「天野とオナイウ、水沼ですか・・・。」
獣「どのゴールも分かっていても止められない系でしたから・・・彼らが最初から来るパターンもありますし、途中から出てくる事も考えられます、これによって全然違うチームになりますので注意が必要ですね。」
■クラシコで出来なかった事
太古「次は狙いたいポイントですが。」
獣「はい、基本的に狙いたいのはクラシコ同様に相手ビルドアップを狙ってのカウンターです。」
太古「試合は当然マリノスが保持する形が多くなるでしょうね。」
獣「はい、この保持に対して強気で嵌めに行く姿勢が大事になると思います、長いボールは使ってこない、ある意味矜持を持って繋いでくるチームですから、それに対して常に制限をかけていく事が大事だと思います、それこそ開幕戦のG大阪の様に息つく暇も与えないくらいにです。」
太古「他に狙う部分はありますか?」
獣「体格差を突いての長いボールも使いたいですね、特にSBに対してこちらの前線は利がありますから、ここを狙ってサイドに基点を作るのも面白いと思います、それによってマリノスのCBが引っ張り出されれば更に良し!。」
~両チームの注目選手~
■帰ってきたレフティ
太古「最後に両チームの注目選手になります!マリノスから!」
獣「間違いなく天野には警戒が必要かなと思います、ベルギーに渡って上手さに加えて力強さも加わった感があります、前節のゴールは衝撃でした。彼がゴール前で前を向いてボールを持たせるシーンを作らせたくないですね。それから昨年の最終節でこちらの特攻プレスを悉くいなした和田ですか、彼が気を利かせてサポートに入る事でマリノスのボール保持は格段に余裕が出るでしょうから、出てくるとした注意したいですね。」
太古「続いては東京です。」
獣「東京側は前節と同じになりますが、室屋と安部ですね、おそらくこの試合も前からプレスを嵌めにいく事になると思うのですが、現状プレスの仕組みが上手くいっていない東京としては、気持ちプレスにならざるを得ない部分があります、そこで必要なのはやはり挫けない心だと思うんですよ・・・もの凄い精神論になってしまいますが、それを体現できる選手たちの筆頭がこの2人です、彼らのようなハードワークをチーム全体で体現出来ればマリノスも楽には繋げなくなると思うので、火を付ける意味でもこの2人には期待しています。」
太古「以上、注目の選手達でした!」
~まとめ~
太古「非常に雑ですが、以上が横浜Fマリノス戦の展望になります、簡単にまとめてもらえますか?」
獣「はい、今年は戦術的な課題を抱えつつ戦っていますが、それによって自分たちの良さであるハードワークが消えつつある現状が多摩川クラシコで露になってしまいました。先ずはファイティングスピリットを取り戻す為の戦いがこのマリノス戦になると思います。」
太古「川崎戦でどんなに仕組みを作っても気持ちが入ってないと機能しないと痛感させられましたね。」
獣「その通りですね、闘う姿勢こそ長谷川東京の源ですから、昨年の王者相手に挑戦者の心意気で全力を持ってぶつかって欲しいですね!」
太古「取り戻すべきはパッションという事で!読んで頂いてありがとうございました!」
※画像作成とデータ引用元は下記サイトを利用
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