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FC TOKYO U-23 ~Life goes on~

皆さんこんにちは、太古の森と漆黒の獣です。

前回のチーム記事から3ヵ月以上振りの更新になりますね。(笑)

記事が止まっていたのは単純に書く事が無かったからです、本来こういった日記的な書き物が苦手な僕が1年もこのnoteを続けてこれたのは「FC東京」という存在があってこそのもので、チームが実質活動を停止していたという事もあり、必然的に更新が滞っていた訳です。(笑)

ようやくリーグも再開し、いよいよ今週はFC東京の試合も行われるという事で、プレビューやら何やら忙しくなると思うので、リハビリも兼ねて記事を書こうと思った次第でございます。(もうこの時点で疲れている)

久し振りに書く記事のお題はFC東京U-23についてです。
先日、FC東京Jリーグからこんな発表がありました。

2020シーズンJ3リーグへの参加辞退について

FC東京U-23 J3リーグへの参加辞退について


という訳で今シーズン(2020)までと既に報道があったFC東京U-23J3リーグへの参加はシーズン開幕目前にして唐突に終わりを迎えました。

先週の週末に再開したJ3リーグに、「彼ら」姿はありません。

正直そんな話は一ミリも聞いていなかったので驚きでした、しかし上記リリースの理由もそうですが、超過密日程(しかもACL)をJ3も同時に進行しながらどう消化していくのかは、前から危惧される声は聞かれていました。
FC東京U-23G大阪U-23C大阪U-23と違い、トップチームU-23に分けて活動していない事も影響した部分はあるのかもしれません。
スタジアム問題、超過密日程に対する人員の不足(FC東京U-18も関わってくる)、収支的な部分、様々な理由からの苦渋の決断だったと思います。
これに関しては納得出来る理由ですし、チームの判断を尊重したいと考えると同時に、この判断が結果的に良かったと思える様なシーズンになる事を
切に願いたいと思います。
このU-23の4年間に渡る旅が、FC東京に何をもたらしたのか、どういう影響を与えたのかという部分は正直分かりません、そして今回の記事は考察や分析などをする記事ではありません。
というのも僕は結局4年間で一度もU-23の試合に足を運べなかったからです、色々な事情(既にトップを見に行く事での家庭的犠牲、西が丘駒沢夢の島といったスタジアムへの物理的距離)もあり結局生観戦が叶わなかった僕には深く語るような知識は持ち合わせていないので。(ついでに言うとユースも疎い)

それでも自分の備忘録的に、彼らの記録を書き留める事は出来ると思い、今回の記事テーマにする事にしました。
なので「知見が浅い人間にU-23ユースを語って欲しくない!」と思う人や「U-23とはなんだったのか?」という部分が知りたい人はブラウザバックで回れ右をお勧めします。(笑)
本当に文章的には大した物では(いつもですが)ありません、単純に自分が記録として残しておきたいという部分が発露なので!



彼らの事についてちゃんと知りたい方は4年間追い続けたこちらの方のnoteがお勧めです!めちゃくちゃ良い記事です!(長谷川さん!勝手に引用してごめんなさい!)



2016年~1年目~

2016年度チーム成績

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【最終順位】 10位 (16チーム中)

30試合 勝ち点36 9勝 9分 12敗 32得 31失 +1

【監督】 安間 貴義→中村 忠

【最多出場選手】  岡崎 慎 29試合

【最多ゴール】 ユ インス 11ゴール

【最多アシスト】  柳 貴博 小川 諒也 5アシスト

使用スタジアム
・味の素フィールド西が丘      8試合
・夢の島競技場           4試合
・駒沢オリンピック公園総合運動場  2試合
・味の素スタジアム         1試合


・まさかのJ3爆誕、そしてそこにFC東京が下部組織化したチームで参戦!?ぶっちゃけ理解が追いつきませんでしたね。(笑)
バルサBバルサBが東京にも出来るの?」くらいな感想。


・同じく参加の両大阪勢とはやり方が違うんか・・・へ~、直前までトップと一緒に練習してメンバー決めか・・・連携が不安じゃない?(そして実際これはずっと付きまとう問題になった)



・ユースから底上げ、育成を早める意図があると・・・人手足りるかなぁ・・・。



・正直、建英がいるから参加に踏み切った感もあるよねと思ってました。
 長野戦の狂騒は凄かった・・・。(年々凄くなる)

・トップの選手が調整兼ねて出るんか!?J3ムリキ、バーンズとか反則やんけ!!(尚結果

初年度はトップがバタバタしてた事もあって、しわ寄せがいってしまった印象がありますね、特にコンディションを調整させたいトップの選手達を送り込んだんですが、只でさえ連携がままならない中でコンディションが悪い選手達が良いパフォーマンスが出来る訳も無く、フラストレーションを溜めてる様にみえました。(若手の出場機会潰してまで出す意味ある?的な)
ただ、若手主体とはいえトップとは別に、FC東京の試合が1週間に2回観れるのは何だかお徳感もありつつ、あとは普段小平に行かねば見れないような若手のプレーを見れるのは嬉しかったりで・・・更にJ3参加の影響はユースに好影響なのではと思わせるプレミアリーグEAST優勝Jユースカップ優勝の2冠、「う~ん、これはこれで良いのか?でもトップに還元できないのはダメよね・・・うーん。」中々に複雑な心境でした。

成績に関しては基本的に初年度から「勝つ事が目的のチームちゃうし、降格も無いから伸び伸びやったら良い」くらいの気持ちでした。3部とはいえガチのプロとガチンコ出来るのは良い事だってね(笑)



2017年~2年目~

2017年度チーム成績

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【最終順位】 11位 (17チーム中)

30試合 勝ち点43 12勝 7分 13敗 36得 47失 -11

【監督】 中村 忠

【最多出場選手】  鈴木 喜丈 31試合

【最多ゴール】 ユ インス 8ゴール

【最多アシスト】  小川 諒也 9アシスト

使用スタジアム
・味の素フィールド西が丘      9試合
・夢の島競技場           5試合
・駒沢オリンピック公園総合運動場  1試合
・味の素スタジアム         1試合


・昨年より更に加熱する建英フィーバー!!遂にはトップデビューも果たすが、これってU-23があったからでは無いよなぁ・・・とモニョる

インス諒也などチラホラ「トップで使い続けてもいいのでは?」選手が出始める、若手も徐々にJ3の雰囲気に馴れはじめている印象もあったが、トップがこの年は散々な状態だったのであんまり覚えていない。(笑)
でも後半戦、虚無のような試合が続いた事で辛くなっていたサポの心を癒す効果(現実逃避とも言う)があったの間違いない。
この年あたりからトップと被ってもU-23を観にいくような人が増えた印象がある、そしてこれは初年度に続きなんですが、ユニフォームはU-23の方が格好良かったなと。(笑)
そしてユースは昨年の2冠に引き続きこの年は3冠!!
これ「下部組織にめちゃめちゃ良い影響あるじゃん!!」

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2018年~3年目~

2018年度チーム成績

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【最終順位】 14位 (16チーム中)

32試合 勝ち点36 10勝 6分 16敗 38得 45失 -7

【監督】 安間 貴義

【最多出場選手】  品田 愛斗 31試合

【最多ゴール】 矢島 輝一 9ゴール

【最多アシスト】  小川 諒也 5アシスト

使用スタジアム
・味の素フィールド西が丘      9試合
・夢の島競技場           7試合
・駒沢オリンピック公園総合運動場  0試合
・味の素スタジアム         0試合

長谷川東京爆誕!!
昨年の虚無が嘘に感じるくらいに変わり始めるトップチーム、という事で「心も身体も闘える選手じゃないとトップチームには絡めないぞ!」という認識がチームは勿論サポーターにも浸透していった中で、この年は若手を見る目が非常に厳しくなった印象。
トップが目に見えて結果を出してきた事で急にU-23にも結果を求め出したような気がします・・・。
そして前年3冠のユースが関東プリンス降格!?!?
トップチームに帯同する選手が増えるにつれて、ユース選手の起用も増えていき、結果的にユースの戦力が・・・こんな影響もあるのか・・・そして気づいた「東京ユースってブラック・・・?
でもこの辺りからトップのベンチ入りメンバーも増えてきてちょっとづつではあるけど「トップに還元できるかも・・・?」って思い始める。
3年目ともなるとU-23の試合におまけ感は感じなくなってきて、独立したコンテンツっぽさも出てきた・・・様な気がする。(笑)



2019年~4年目~

2019年度チーム成績

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【最終順位】 16位 (18チーム中)

34試合 勝ち点36 9勝 9分 16敗 43得 52失 -9

【監督】 長澤 徹

【最多出場選手】  品田 愛斗 32試合

【最多ゴール】  原 大智 19ゴール

【最多アシスト】  中村 拓海 5アシスト

使用スタジアム
・味の素フィールド西が丘      12試合
・夢の島競技場           1試合
・駒沢オリンピック公園総合運動場  1試合
・味の素スタジアム         0試合
・Jヴィレッジ             2試合
・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場 1試合


長澤徹さん就任!更にはユキヒココーチが誕生!ワクワクしながらシーズンを迎えたら、まさかのトップが優勝争い!!(ごめんなさい、ホントにまさかだったもので)
建英はもちろん、諒也がトップで主力に定着して、ベンチにはマコウッチーゴウが入るようになってきて、初めてトップに還元されていると実感した・・・様な気がする、ぶっちゃけ建英はそう言いきれるか微妙・・・初年度や2年目を考えたら確実に力を付けているとは思いました。
主力が疲弊してきた終盤にもっと若手が突き上げてくれていればとも感じてしまうのも正直なところではあったりする。

トップの優勝争いが注目を浴びる中でU-23ユースともにめちゃくちゃやりくり大変だったと思います、しかもサポーターがトップに注目すればするほど彼らの話題は少なくなる・・・まぁ悔しかったらトップまで上がってこいっていうのは簡単だけどね・・・そんな中でも同日開催で遠くアウェイまで駆けつけていたU-23ユース専任(?)サポーターの皆様には本当に頭が下がります!選手やスタッフは嬉しかったと思いますし、勇気づけられたのでは無いでしょうか。

あとは得点王!大智覚醒!並み居る先輩差し置いての得点王は凄いぜ!
さらにユースが1年でプレミア復帰!U-23と平行スケジュールでめちゃくちゃハードだったと思うけれど頑張ったね!凄いよ!!

来年は最終年、年齢的にも勝負の年になりそうな選手が多いし、競争も含めて最終年だけど楽しみだな!!



~あとがき~

で、冒頭の話ですよ・・・残念of残念・・・しかもユースのプレミアも中止・・・新型コロナウィルスマジで許せないですよ・・・本当に。
集大成も出させてもらえずにチームは解散、関係者は苦渋の決断だったと思います。選手の観点からもそうですが、U-23を見ることを楽しみにしていた人達を思うとやるせなさ過ぎます。
なので駄文を連ねてきましたが、こういう形でnoteに残してせめて記憶に留めたかった次第でございます。
現実的な話で言えば早めの人員整理もあるでしょうし(ベンチ外が多すぎる、出れない)、U-23に魅力を感じて(プロと実戦が出来る)入ってきた選手は「どうするんだ・・・これ・・・。」と嘆いていることでしょう。(チャヤトーンという幻の選手が誕生してしまいました・・・本当にごめんね)
チームは選手の進路も含めてしっかりケアをするといってくれていますので、是非ともよろしくお願いしますという気持ちで一杯です。

辛いですが選手もスタッフもサポーターもまだまだサッカーライフは続いていく訳で、無理にでも切り替えて前へ進まねばいかんのです。
願わくばFC東京U-23出身の選手が1人でも多く活躍してくれて、「あ、あの選手って実はFC東京U-23にいてさ・・・」とサポーターが鼻高々に語れる機会が訪れる事を切に願います。



2020.6.29 太古の森と漆黒の獣














※データ引用元サイト

Soccer D.B. : サッカー・出場記録データベースサイト


・データによってサッカーはもっと輝く Football LAB[フットボールラボ]


・FC東京オフィシャルホームページ | F.C.TOKYO


※フォーメーション図作成サイト

・TACTICALista beta | Football tactics board





















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