無職6年目の30歳、転職の魔王様を見る


あまりにも眠くて気づいたら1時間ほどカフェのなかの椅子に座って爆睡していた。


今日は、寒い、そして眠い。


外の気温は29℃と言われていたが、肌寒く感じるし、室内に入れば冷房がガンガンで寒くて眠くなってしまう。


何回もお金を計算してもギリギリというか足りないくらいなので、さっき勢いでまたタイミー入れてしまった。もう働かないと思ったけれど。


この間と同じホテルの、別の仕事。



稼がないと、足りない。


自立から全然遠い。


まだ今の病院の先生に慣れていないのに、
今日3ヶ月半ぶりに受診したら、


ついにこの病院からわたしが通っている科がなくなるという。


あまりの衝撃で、本当は産婦人科系のことを相談した上でアポを取っておくはずだったのに忘れて帰ってきちゃったし


また、新しい病院を探さなければならないということだし


もう本当にパニック状態である。


正直、病院側の都合なんだから、いくつか良い病院の選択肢くらい提示してほしい。


どんどん稼がないと!と思って今の仕事を増やしたいと思っていたはずなのに、上司とうまくいかなくなってきた。どうも、昨年の12月からのことを考えるとわたし自身も悪いんだろうけれど、この今の勤務先の新しい管理職たちとうまく渡り合えないようだし、今の直属の上司は、どうしても苦手なところがあって、苦手なところはあっても仕事をしてきたけれど、その、苦手なところというのが、鼻につく感覚で拭えない。



わかっている。こんなことで仕事を辞めていたら何にもできないことも、いうても非正規で短時間しか働いていないから週に2〜3回、たった1週間に6〜9時間しか働いていないのにこんなことを言うのは、私がおかしいことも。


でも、どうしても我慢ならない感じになりつつある。


その上、苦手なのにまた病院探しから始めなければならず、新しい病院を見つけてまたそこに通わなければならず、手続きをせねばならない。


また、病院をかえるということは、


今回の自立支援の申請は、診断書が必要だったはずだから

まずは、新しく通う病院を決めて、


12月以降の申請開始したら、

診断書を書いてもらってまず自立支援の持続の手続きをしてもらった上で、

その上で3月までは今の病院にいき、

最後の通院から次の通院までの間に


また病院を変更する手続きをして、


で、新しい病院の新しい先生と、また一から、関係を構築せねばならない。


今、やっとこの9〜10月になって、
色々とやりたいことをどんどんやってきたのが少しずつ落ち着き、お金を稼ぐために動いていかなきゃだし、結局今の仕事と並行して別の仕事をしてこられなかったから新しいアルバイトをはじめつつ、転職活動を再開するんだ、


30歳を過ぎたから、きっと転職活動は、今まで以上に困難だろうし苦痛だろうし、精神的にも追い込まれるだろうけれど、やっと少しずつ落ち着いてきたから、


これから、今入っている予定をこなしつつ部屋を片付けて整理していきながら、ちゃんと自立に向けて動こうとしている時にこれである。


で、今日は、朝起きて病院に行って地元の駅に戻ってきたら、疲れていたらしくて、街のベンチで2時間も寝ていた。


 これは珍しいことではない。普段から、そもそも1日12時間くらい寝ないと体力がもたないし、仕事の時は頑張って起き上がっているだけで仕事や通院やそういう予定がなければ普段から目覚めてから起き上がるまでだいたい4時間くらいはかかるし、

 予定や仕事のある日は、なんとか起き上がっていっているけどその代わり、終わったら今日のように街や電車で爆睡だ。


 ここまで6年間、転職活動をしてはすぐに無理になって中断し、転職活動をしては断られてどこでも働けず、アルバイトでもうまく環境に順応できず職務内容を変えてもらったり、それでもうまくいかなかったり、日常このようにほとんど寝ていないと過ごせないところや、友人と会っている時も突然寝てしまうことや、


 そういうのを今まで見てきて、わたしの特性のことも理解している友人から、


 「お前は、自分ごときが生活保護を受けていい人間じゃないとか言ってるけど、自分ごときが、逆だよ、むしろ受けるべき人じゃないの?ごときって言ってる時点で見下してるみたいな感じだよ」と言われた。


 わたしは、確かにこれまでわたしみたいな働けない人は、生活保護を受けていいと思えていなくてもっと大変な思いをしている人が受けるものだと思っていたし、だからこそ不正受給とか、ただ別に理由なんてないけど働きたくないからなんて理由で申請しようとする人などを糾弾する気持ちでいた。


 けれど、冷静に振り返ってみれば、確かに、これほどまでに社会に順応ができず、非正規でも働けども働けどもうまく働けず続けられず、なんとか続けても仕事ができないからと、仕事を減らされたり就業時間を減らされたりしいて、面接や面談を受けるたびに、「あなたにできることなどない」「うちの会社は向いてない」などあらゆる企業から言われて結局どこからも雇ってもらえないまま、
 たった3時間働いて帰ってきたら、その日とその翌日がまるで潰れるほど寝込んでしまう時のあるわたしは


 今のところまともに働ける真っ当な社会人で成り立つこの社会に順応できていない。


 だから、生きていていいと思えないんだろうし、働いて自立しなきゃと思いながらもう6年も、こんなまなのかもしれない。



 どうしてみんな、まともに働けるのだろうか。わたしにはどうしたら、みんなみたいに、きちんと雇ってもらえて、雇い続けてもらえて、やるべきことが、求められているものがちゃんと返せて、同じ会社に働き続けられるのか…と思う。


 ドラマ「転職の魔王様」を観ていたが、先日、仕事をころころかえる"転職王子"の異名を持つ、宮野真守さん演じる不動産会社の人が出てきた。


 宮野真守さん演じる八王子は、メンタル最強で、不動産会社でマンション販売を担当するトップセールスマン。弁が立ち、売上ではトップセールスマンとして何度も表彰されるが、一つの会社にとどまることができず新卒から39歳までに同じ不動産業界で6回転職を経験している。

「飽きちゃったんです」という八王子。

八王子は、仕事ができるから、これまでも昇進を打診されてきた。だけれども、人に指導する、管理の側に立つ、責任を取る側になるのが嫌でその度に転職を繰り返してきた。

 仕事はできること、弁が立つことから、次の転職もと前向きな八王子だけれど、小芝風花さん演じる千晴は、39歳にもなると 自己都合をたやすく受け入れてくれるほど社会は甘くない、ましてや、それが転職3回以上のアラフォーならなおさらで、現実は、経験のある八王子より、あまり経験がなくても若くて将来性のある20代が採用される、難しいと突きつける。


 わたしも身につまされた。ただ、八王子さんとは違ってわたしは、この上さらに、八王子さんのようにトップセールスのような成果もなければ正社員経験そのものがない。


うまくいかないわけである。

 結局このドラマでは、八王子さんは、自分で会社を興すという選択肢を選んだ。


9話では、元小学校教師で、かつてクラスのいじめを止めることができず手を差し伸べたらかえっていじめを助長してしまって児童が不登校になってしまった五十嵐が出てきた。演じたのは金子ノブアキさん。学校に通えなくなった教え子を励ましにきていた五十嵐だけれど「学校に行けなくなったのは、先生が余計なことをしたからだ」と言われて罪悪感から教師を辞めてかれこれ10年近く引きこもってしまった。

 この回では、10年間の引きこもりというブランク、43歳という年齢、引きこもってしまった彼の心の傷や不安や葛藤が描かれていたのだけれど、


 この回見ていても、わたしは、でも五十嵐さんは、新卒から10年教師をやってきての、引きこもり10年で引きこもってしまうまではキャリアがあったし、あの忙しい小学校教員をやってこられたわけじゃない、と思ってしまった。


 このドラマは、会社で上司から仕事をさせられ過ぎて心を壊してしまって転職活動を始めた結果に、転職を支援するシェパード・キャリアに入社することになった小芝風花さん演じる、未谷千春を含め、心に痛みを抱える人も出てくるし、成田凌さん演じる来栖さんのように不慮の事故で怪我や病気を持つ人も出たし、八王子さんのように、具体的な理由や意図はないけど転職を繰り返す人や五十嵐さんのように活躍していたはずなのに心に傷を負って働けなくなってしまった人などあらゆる人が登場していて、そこが非常に好印象なドラマであったのだけれど、


 わたしのように新卒前から身体も心も、壊していて、体力も精神力もなく、

 新卒すぐに仕事を辞めているから職歴もなく、


 頭がいいわけでも、何かに長けているわけでもなく


 ここまでの職歴があるわけでもなく何か特別な資格があるわけでもない(学校教員にどうしてもなりたいという人なら英語科中高専修免許は、前提になるけれど、今のところ教員免許を持っていたところでやはり何も経験もなく英語も結局求められるほどできないから雇われないし、何より免許を持っていてもこれまで教壇に立っていないということで落とされる)わたしは、このドラマの求職者の誰よりも何もできない。


もう6年も続けている持病の通院ですらいまだに慣れず、辛いし、年々特性が顕著に人生を、生活をうまく送れなくさせていたけれど、最近は、日に日に、進んでいる。


もうまともにご飯を食べることも、起きて顔を洗ったり毎日シャワーを無意識的に習慣的に浴びることも難しくなっていて毎日、「あ、顔洗わなきゃ忘れてた」「あ、シャワー浴びなきゃか」というくらいになってもう3〜4年経つ。


色々なことが落ち着いてきて、さあ転職を考えなきゃというタイミングで、目の前の仕事が消えたり、主治医が辞めると言い出して病院を変えたり手続きをしなければならなくなったり、あらゆる環境が変わったりして結局疲れ果てて転職活動も後回しになったり、

少し前まではそれでも転職活動をはじめたら
さあ頑張るぞ!と面談を受けたり履歴書を書いたり頑張ってきたつもりだったけれど


職歴
雇ってもらうために書く自己PR
志望理由


何もかもなくて、空白を見つめて、それでも振り絞って書いていたはずが本当に何も書けなくなった。



どうして生きてるんだろう


どうして働けないんだろう


どうしてみんなみたいに生きられないんだろう


と思ってただただ何もできずに涙を流すのは、けれど必然の流れだった。



 もう、わたしは、自分が何に悩み、
何に苦しみ、何が無理でこんなことになっているのかもわからない。


 ただただ、無理。


どうして、こんな人間に、なってしまったんだろうって考えている時間が無駄なんだろうけど無意識にずっと心にある。


 転職の魔王様が、わたしの目の前に現れたら、わたしに何を指摘し、どこに良いところを見出し、どんな職を紹介してくれるんだろうか。


 少なくともこれまで6年間、さまざまな人材会社の方と面談をしたり、メールが来たり、関わってきたけれど、


 来栖さんのように親身になってくれる会社など一つもない。


 それは頭でわかっている。結局のところ、人材会社だって利益を求めなければならないし、紹介先の企業(取引先)にとって良い人材を紹介するのが仕事だし、その、取引先の欲する人材、求められる人材を誰かしら当てがえられることが大切で、わたしの人生や求職が主軸なのではなく、あくまでわたしの担当者たちは、担当している私たち求職者のなかから、担当している取引先に紹介して取引先企業に評価を得られることが大切だから。


 これは、悪く言っているわけではない。人材会社は営利企業だから、これは当然のことだと思っている。


 それにわたしみたいに何もできずに歳だけとって、体力もない健康でもない、頭も良くない、精神的にも弱い、職歴もない、歳も若くない、女性、


というのは、人材紹介において、マイナス面しかないわけである。


 それでも、働かなければ、自立せねばならないと思いながら、空気を吸えなくなって喘いでいたら、友人から先のように「お前は、自分なんかがっていうけど、お前みたいな人こそ、国の助けを求めてとにかくまずは生きなきゃいけないんじゃないの?」と言われた。


 さて、区役所の方は、これまでわたしが東京住みの両親の下で同じ家に住んで生きていることから「親御さんが東京にいて、これまで一緒に暮らしてきたわけで親御さんがまだご健在なら、あなたは国からの支援なんて必要じゃない対象にできない」と言われてきたけれど


 それで結局、わたしはこのままになっている。わたしだって生活保護をすすんで受けたいとは思っていなかったからなんとか必死に働けるだけ働いてきた。でも、大学生のアルバイトより働けないし、何もできなくて雇ってもらえないのがこの6年間のリアルで、SNSで、アルバイト下手にすると対して稼げないけど、生活保護受けてるから働かない方がお金もらえる〜と書いていた人を何人か見てしまって


「どうしてわたしは倒れそうになりながら必死に働いても受けられないのにこの人たちは、健康なのに働かないで生活保護受けてるの?」という気持ちもあった。


たぶん、親は、生活保護を受けるなど、
と言うだろうし、私はその前にやるべきことがまだまだあるんだろうし、保護を受けるレベルまで、生きていけないという状況は、仮に国民に「健康で文化的な最低限どの生活」が保障されていたとて、まだまだわたしのように家にはお金入れられないしこれ以上働けないけど働いた分は趣味や好きなことにお金を使ってる、という状況では甘くて、働いても働いても自立できず、さまざまなことを削って削って削っても生きていけないというレベルなのかもしれないから、


やっぱり私はまだまだ自助努力が足りてないだけだと思うけれど、


今の社会は、いや、ずっと昔からわたしにとっては生きづらかったけれど年々、


社会自体も生きづらくなっているし、


わたしの特性も年々生活や人生に影響を及ぼすほど顕著になっていて、


環境要因としても自己要因としても


本当に生きられなくなってきてしまって


30歳、無職、持病もち、体力は3時間働いて帰ってきたら次の日まで寝るくらいない、貯蓄なし実家寄生女である。


とにかく自立しないことには、
それもまずは経済的に自立しないことには、
人間関係も、生活も恋愛も、将来も
何もかも開けないってずっと、わかっているのにね。


#転職の魔王様

#転職

#無職

#30歳


 羊谷さんが本当にいたら、わたしにどのように寄り添ってくれるんだろうか


 来栖さんがいたら、わたしに何が足りないというのだろうか


 天使・天間さんがいたら、わたしは何ができると言ってくれるんだろうか。


 その結果、


どんな仕事を紹介されるだろうか。


 それを、自力で考えなくてはならない。

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