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2021年の目標標語に至るまで①~高校生から振り返る~



2021年、幕が開けた。

はやくも毎日投稿3日目。

私は三日坊主どころではない。

かなりの飽き性だし、

やめる期限を考えてからでないと

何もはじめられない。

アルバイトの仕事も、

読書記録も、

いつまでやる、いつやめる、
と決めればなんとか続くが、

英語の勉強、
みたいな漠然とした、
明確なゴールを設定していないものは

目標を決めたその日からつまずく。

とりあえずこの英単語帳を毎日、
1日30語、
繰り返しを含めて1ヶ月で1周なんて
決めたのにもう決めた初日か2日目には
予定通りいかない。


目標という言葉とは、
縁遠く生きている。


けれども、毎年、新年の目標標語と
誕生日がきた時には次の1年の
標語を決める。

いつから始めたのか、分からないけど
高校1年頃か、
手帳をしっかりがっちりばっちり
使い始めたころから新年の目標は
何かしら標語にしていたと思う。

詳しいわけではないけれど、
昔から「名言」「金言」みたいな類は
好きな方だった。

高校1年の時の目標は

「捨我精進」。

中学受験の時に第1志望だった
田園調布学園の前身の学校の
初代校長、川村先生のお言葉。

我情・我欲・我見といった、我を抑え
物事に一生懸命、純粋に実行すること、と。

高校生になる年の私は
義務教育は終わるのだ
これからまた気持ちを新たに、
そんな思いでこの言葉を選んだ。



翌高校2年になる年の1月の目標標語は

「不言実行」

だった。

多くの友人たちが、高二から
塾に通い始める中で、
高一の3月に英語塾をやめてきて
英語を含めすべての科目を自学だけで
やるときめ、また前年中止になった
留学にも、下の学年の子たちと共に
一人で参加すると決めていた、


部活動では部長になり、
大会は年に3つ、
先輩方は全国に行っていて
私も前年、初出場だけど県大会で
成績を出した。

高二は忙しいけど、
みんなが引退していくなかで
部活を続ける自分はもっと
いろんなことを頑張ろう、
そんな思いでこの言葉を選んだ。

そして高3になる年の時は、

「愚公移山」

という言葉を選んだ。

湯門(とうもん)という人の
『列子』という書籍に出てくる言葉で

「愚公、山を移す」

の話だ。

簡単な説明をURLで貼ったので、
詳細はそちらを参照ください。

「強い信念を持って行い、困難を
恐れなければ事は実現する」

そういう意味の言葉である。

部活動の県大会が6月、
もし全国大会に出られたら7~8月頃が引退、

友人たちと高3有志で文化祭に出ることを決めていたから9月末までは、
高校生としてやりたいことに集中する!
そして、その通り、10月ころから受験勉強をはじめたわけだが、

この目標標語を胸に、
受験勉強の最後までやり切った。

結果的には惨敗だけど、
信念は貫いたと思う。

こういう、偉人の言葉だけでなく

就活前をはじめる前の1月の目標標語は

「やるだけやる!
現状維持じゃ何も生まれない。
可能性は無限大!」
という誰かの言葉で

大学院入試を控えた大学卒業の年は

皆とは違う道へ進もうとしているからと私自身を鼓舞して、坂村真民の


「あせるな、いそぐな、ぐらぐらするな。馬鹿にされようと笑われようと
じぶんの道をまっすぐゆこう。
時間をかけてみがいていこう。」

とした。

色々な人間関係に巻き込まれすぎて
ほんとに大変な大学院の2年間を
送ってきた最後の2018年、
修論提出前ギリギリの自分は、

誰ひとりのことも断れない、
それで死へ向かうほどになってしまう
私自身をかえようと
「自分の損得を考えて動く」とした。

そうして、前年とは違う自分に、
前年失敗したことできなかったことを
できるようになるための、
自分を鼓舞する言葉を、
新しい年に掲げてきた。

そうすることで、
目には見えないかもしれないけれど、
少しずつ変わろうとして、かわって、
きたのだということ、

そしてその、自分の目には
見えなかった変化が大きな一歩一歩
として見えてきたのが、

2020年末であった。

2020年、それまで
本当に街のキャッチすら断れなくて
話のキリがいいとこまで乗ってあげてしまって聞いてしまう自分を変えたいと、

友人に嫌と言えない、家族にも、
恋人にも主張できず、
結果として自立しない自分を変えたいと、

北里柴三郎が福沢諭吉に受けた教え

「独立不羈」

を掲げた。

不羈とは、

馬が葦でできた轡についている紐で杭に括り付けられている状態のことで、

独立不羈には、
人間はそんな馬のような状態であってはならない。
自分でものを考え、行動に移し、行動したものは自分の責任を持つ。
何かと制約の多い世の中ではあるが
その多くは実は自分自身が勝手に
制約を作っているだけのことが多いのだ。

だから、他からの束縛や制約を受けず
自分のおもうところにしたがって行動する、独立不羈の精神を大切に、

という教えを標語に掲げた。


この続きは明日書きます。

この記事は、本投稿も、
次回の投稿も、かなり長いことを
お知らせしておきます。

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