【報告:2024年9月】リカバリーの学校すぎなみ
◇日時:2024年9月14日(土)10:00ー11:30
◇ピアサポート/対話テーマ 安心して話せる環境とは?
■テーマを選んだ背景
大きな困難を持っているとき、専門家に相談することも必要だが、同じような経験をした人と支え合うことで得られることも多い。テキストの「ピアサポート」のページを参加者と読み、「わかちあいのルールで安心できる場をつくりましょう」というルールの例示があったので、安心して話せる環境について話し合うことにした。
■対話した内容
■参加者の声
・内向きでなく外向きでありたいと思いました
・対等を意識する
・アイスブレイクの大切さ
・話さなくてもいいという発想
・同じ地平に立つ
■主催者から
ピア(同僚・仲間)同士で相互のセルフヘルプができる。まったく同じ経験でなかったとしても、ひとりの人として飾らずに対等に話せる安心の場が、リカバリーに役立つと感じた。
わかちあいのルールの例示の中で「あれこれ質問しない」という表記があり、それに対し、「相手に興味を持って訊く質問は積極的に発されてもいいのではないか」という意見が出た。「言いっぱなし聞きっぱなし」が効果的な場面と、問いかけを行ったり話を聴いて感じたことを伝えたりすることで互いの気づきが深まる場合がある。後者の場合も語り手は「わたし」を主語にして、それぞれの「わたし」を大切にしたい。そのためにお互いに「対等」であることを感じられる環境・関係作りをしていきたい。
【使用テキスト】
リカバリーの学校の教科書ー精神疾患があっても充実した人生を送れます!ー 飯野 雄治・中原 さとみ リカバリーキャラバン隊 著
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