見出し画像

#74: 人魚の涙(詩?)

人魚が一粒の涙をこぼした

その涙は、七色の不思議な宝石に変わる

人間はこの涙を私利私欲で使う

そんな人間に愛想をつかし

人魚はいつしか涙をこぼさなくなった

だが人魚は久々に涙をこぼすことにした

そして彼の元に涙を落とす

彼は落ちてきた宝石を拾う

「なんで素敵な石なのだろう。お守りにしよう。」

人魚は笑う

売れば一生お金に困らないのに

私の涙を彼は最後まで大切に持ち

子供に渡した

人魚の涙は役に立ったのか?

こんな人間のためなら

ときどき涙をこぼしても良いかもな

人魚はそう思えるようになった

【日記?】
ものすごい睡魔に襲われております…明日みなさんの作品を読みに行くために早く寝ます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?