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ITド素人弁護士が20時間でITパスポートに合格した話

2年前、ITパスポート(以下、「ITPP」といいます。)を受験しました。簡単な自己紹介、受験のきっかけ、戦略、武器、受験勉強、結果・感想などを記事にしました。


簡単な自己紹介

・いわゆる街弁(離婚、破産、交通事故、不動産等まんべんなく)
・学部はMARCHよりちょっと下、ローは旧帝。
・ITド素人

受験のきっかけ

・発信者情報開示請求の事件をやったとき、「プロバイダー」やら「IPアドレス」やらの意味がわからず難儀したため、ITの全体像を勉強したいと思った。
・将来的に中小企業診断士になりたいので、ITPPの勉強は診断士試験の「経営情報システム」科目の勉強に生きるのではと思った。

試験内容

合格点は6割、科目足切りあり。合格率は6割。試験方式はCBTのみです。
試験内容や出題範囲の詳細は、公式にお譲りします。

戦略

◯期間
15日(1日30分〜1時間)
◯方法
①通勤電車で過去問道場ぶん回し
②テキストで補充

武器

A 過去問道場
→サファリのショートカットを作って、スマホのホーム画面に配置。こんな感じ↓

後から思えば過去問道場だけでも良かった気がします。達成度、得点率も見れるし解説もわかりやすいです。

B テキスト「令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室」(令和5年版はこちら)

→ネットで調べた感じ一択っぽいですね。ポップで読みやすいです。

受験勉強

15日前
ノリで申し込んだはいいものの、試験2週間前まで放置してしまいました。
とりあえず直近の過去問を解いてみたところ、45%。ちょっといける気がしました。
過去問は常に大正義なのでとりあえず解いてみることが大事ですね。

15日前〜3日前
電車に乗ったら、過去問道場の門を叩くだけ。
通勤電車の中(片道20分)で毎日ぽちぽち楽しくやってました。
酔っ払ってても、過去問道場。
気になるあの子からのLINEがきても、過去問道場。
仕事のメール通知が目に入っても、過去問道場。

10日くらいで過去問を2周できたので、その後は間違えた問題を重点的にやりました。過去問は過去5年分で絞ってやりました。
比較的問題傾向の変化が多い試験と思うので、最新の過去問から潰した方が良さそうです。
最近だとAI生成関連の問題が増えたようです。

3日前〜本番前日
ここでもう一度過去問を解いてみました。75パー。いけるいける。
テキストを何度かさらっと流して、暗記すべきところだけ重点的に暗記しました。過去問を何度もやってるので暗記すべきところはなんとなくでわかります。

本番当日
当日は早起きして家で勉強するつもりだったのですが、テキストをパラパラするばかりで落ち着きませんでした。
早めに受験会場着弾。
受験者は、サラリーマン風、フリーター風、学生風の人と多種多様でした。小学校の視聴覚室みたいな無機質な部屋で黙々とポチポチ。
終了20分前くらいに終わりました。
小さな試験でも、やり遂げると嬉しいですねぇ。

結果・感想

無事合格。
合格発表の翌月、渋谷の飲み屋で知り合ったITキラキラ社長に「ITPP取ったんですよ!」って言ったら、えらく興味を持ってくれました。
キラキラ社長曰く、「だいたいの弁護士はIT興味ない、IT特化してる弁護士のフィーは高いから、若手でIT売りにしてけば人気出るよ。」とのこと。
改めて、弁護士も専門性を打ち出したいなら資格が手っ取り早いなぁと思いました。
ITPPでIT関連法務の対応スキルが証明できるとは思わないけど、少なくとも、ITの勉強をしてるという事実、ITへの興味はアピールできますよ。
これを期に、他のIT関連資格も受けたいですね。
次は基本情報技術者かなぁ。

また、某Pの友人によると、某P庁でもITPPの取得が推奨されているとのこと。
近年、サイバー犯罪やそれらを取り締まる法律も増えているので、PもIT知識が必要だとされているのでしょうね。

この記事を読みながらITPP受けるか悩んでる方、とりあえず申し込みしましょ。
ケツが決まればあとはやるだけ。

試験結果はこんな感じ↓

おわり

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