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十二月の夜

patercycle
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ようやく今年10曲目!(残り0日)
今回は弾き語りです。
そして新録音です。

といっても曲はまたまた昔の曲で、デモテープもあったんだけど歌が入ってなかったので、改めて取り直したという次第です。
案の定大きな声が出せず、小さな声になってますが。

曲ができた背景は、四畳半一間の下宿に住んでいた(20代半ば過ぎ)当時の日常
や考えてたことがもとになっています。タイトルもたぶんそうで(覚えてないけど)、12月に録ったんでしょう(当時)。

珍しくミュージシャンの実名も歌詞に入ってます。

・Bob Dylan『The Freewheelin’』
名曲「Blowin' In The Wind(風に吹かれて)」が収録されています。
ジャケットにはディランと当時の彼女が肩を寄せ合って歩いている様子が写っています。

・RCサクセション『シングルマン』
名曲「スローバラード」が収録されている、フォークからロックへの過渡期のRCの名盤です。「夜の散歩をしないかね」という曲が僕は大好きで、モチーフとして使わせてもらいました。

車の免許持ってなかったり、電気ストーブだったりと冴えない暮らしの中で音楽が支えでしたね。
歌詞は下に貼っておきます。

これで2020年は楽曲の投稿は最後になります。
後は、ジャケットか。。。









十二月の夜


夜道を ひとり歩く ポケットに手 突っ込んで
向こうから若い二人 楽しそうにやってくる
ああ 恋人と 腕組んで 歩きたいな
ああ ディランの レコードの ジャケットみたいに

夜の公園のそば コンビニへと歩く
ふと目をやると ベンチにはカップル
ああ 口笛で 恋人を 夜の散歩 誘い出したいな
RCサクセションの あの曲みたいに

ああ 長い夜 冬の夜 僕はひとり
ああ まだ見ぬ明日 想い描いてる

夜のとある交差点 信号を待ってる
停車中の車の 中にも恋人たち
ああ 彼女を助手席にのせ 愛の歌 聴かせたいな
ああ まだ免許も 持ってない 僕だけど

夜道をひとり歩く 下宿へと急ぐ
電気ストーブつけて コーヒーをいれよう
ああ 今宵も またひとり 更けてゆく
ああ 今宵も またひとり 夢を見る

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