久しぶりにシアターへ

仕事が忙しかったり体調がイマイチだったりで劇場に足を運ぶ機会がなかったゴジラ-1.0。

アカデミー賞受賞で再び話題になりメディアで映像が流れる機会が増えたので検索してみるとまだ上映してるではないか。
アカデミー賞受賞を受け土日は混みそうなので金曜日のレイトショーで鑑賞。
終了時間は23:30。
今や夜更かしがすっかり苦手になったので眠らずに最後まで観られるか不安。
‥が大丈夫だった。

今回のゴジラ、終戦直後という時代設定は知っていたがその他が殆ど予備知識なし。
主人公がゴジラと戦いながら戦争で負ったトラウマと対峙する姿が描かれる。
全体としてヒューマンな作品で取り巻きの登場人物もストーリーも結構クサい。
そもそもそういった脚本、演出の作品は圧倒的に多い気がする。
多くの制作者が創りたくて、皆が求めている結果なのだろうか。

さて、肝心のゴジラだが海の中で迫ってくるシーンがスリリングで良かった。
上陸して全身があらわになると巨大さのせいか今ひとつリアリティと言うか怖さが感じられなかったが。
ジュラシックパークはもう30年位前の映画だが今見てもティラノサウルスの襲撃シーンはリアリティを感じるし秀逸だ。
続編のジュラ2ではゴジラのように街中で暴れるシーンがやはり残念であったが。

今回も伊福部昭の楽曲が使われており和製ゴジラには欠かせない演出の一助を担っている。
エンドロールで確認したところ他の楽曲は佐藤直紀氏によるものだった。

何だかんだ言っても大スクリーンで暴れるゴジラを見るのは楽しいものである。