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夢の「書く仕事」

はじめまして。パタリヤパタタです。こんにちは!

フルタイムで事務の仕事に就きながら、書く仕事を受けたりしています。50代前半独身、子どもはいません。地方在住です。

私はずっと、書く仕事をしたいと思っていました。小学校の卒業文集で「将来、なりたい職業」に「絵本作家」と書いた記憶があります。大学の文学部を卒業したら出版関係に就職したいと思いましたが、就職活動は全滅しました。

それで結局、新聞社のアルバイトをしました。編集部でデータ作成(当時はデータ入力もなく、なんと手書き)を約2年間。週に5~6日、8時間勤務だけど残業も多く、給料はかなり(今より!)もらっていました。慣れるまでは辛かったけど、とにかく楽しかった。

でも、アルバイトは25才までしか契約してもらえなくて、別業種に就職しました。その会社で約10年、正社員として働きましたが、会社が吸収合併されて私はリストラで早期退職。

当時、30代半ばでした。リストラはショックだったし、ピンチだと思ったけど、チャンスかもと思いました。知り合いのフリーライターさんが、私はずっと憧れでした。私もライターになりたい。そう思って、手紙を書きました。返事をもらって、とにかくうれしくて、のこのことライターさんの事務所へ出向きました。そこで言われたのです。

「あなたごときの能力で食っていける世界じゃない。貯金はいくらあるの?1年は生活できる?それなら1年間だけ使ってあげる。」

私は「・・・あれ?」と思いました。やさしかったライターさんが、急に私を食い物にするような恐怖を感じました。それで結局、逃げたんですよね、怖くて。

それでもう、そんな怖い世界は無理となって、事務の仕事に再就職しました。再就職は大変で3年位かかっちゃったけど、そして給料もだいぶ下がっちゃったけど、なんとか今、事務の仕事をやって生活できています。

そんな私が今や二足のワラジを履けて、いま、書く仕事を受けたりしています。原稿を買っていただいているのです、数量も報酬もわずかですが。まあ、いわばある意味、夢が叶ったとも言えるわけで、人生って不思議だなと思ったりもします。

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