公立中高一貫校 受検直前の1月末に実施した作文特訓

記事の公開をすっかり忘れてました。

こちらの記事で、「父の作文対策効果」について書きました。具体的な中身を今日書きたいと思います。

1.適性検査1の作文

私、文章を書くのが苦手ですし、小学校の国語で、国語の文章が嫌いになった理由が、「筆者の気持ちを選べ」でした。「そんなん、本人しか本当の気持ちはわからないし、それ、本人がちゃんと書いて明言してるの?」と子供ながら思った次第です。まあ、それはよいとして、都立の適性検査1は文章を読んで、作文を書くんですよね。

上記のリンクでも書いた通り私には作文はお手上げだだったので課金をし、ほとんど私は何も指導していないです。ただ、書き方とか表現力、記述ルールや時間の使い方は塾でもご指導いただけるのですが、自分の体験や自分の考えの部分はどうしても「自分」が今まで何を経験したか、何を考えたかで内容の厚みが変わってきます。上記のリンク内でも書いた通り、1月後半に整理をしたわけです。

2. 6年生12月からでは、準備が難しい。

受検を意識しているご家族(本人、あるいは、両親)は、色々な経験を積み、自分で考え、行動することの積み重ねが結果的に子の適性検査の作文につながることを知っているかもしれません。また、適性検査というよりも、その先の将来の歩みに良い影響があることを意識しているのではないでしょうか。私自身も、色々な経験をしてもらいたいと思いつつ、自主性を重んじているため、いろいろな話は軽くしてみるものの、伝え方が悪いのかほとんど興味はもってもらえず、6年生の12月を迎えました。

例えば「XXXっていうイベントがあって、YYYが体験できて面白そうだけど、どう?」っていう聞き方をしたわけですが、ほとんど関心を示さなかったですね。まあ、親の力量が左右するとも言えます。

さて、6年の12月になって、自分が今まで深く考えてこなかったことを作文でいきなり求められても、筆が進みません。読解はできて主張の趣旨をうまくまとめられても、それを自分の考え、経験、思考とセットで書くことができないわけです。

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