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急に幼い自分に会いたくなる

ある日突然

幼い頃の自分に会いたくなる

これを書いていて

涙が

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出そうになる

生きて行くのを

諦めた

のは「いくつだったのだろう」

父と暮らしていた

あたしは

奈良のちいさなアパートの「1室」で

毎日「父」の帰りを

ただひたすら

待っていた「3歳だった」

3歳のあたしには

アパートの電灯をつけることができなかった

男の父には、気が付かなかったんだろう

紐でもつけておいてくれたら

良かったのにね

あたしは、真っ暗な中で

毎日

一人「ぽつんと父を待つ」

その頃のせいで

あたしは大きくなっても

電気をつけて「寝ていた」

夕闇が大嫌いになっていた

生きていくのを「諦めたのは」

5歳位の時

ある日「母があたしを迎えに来た」

父が仕事で留守

女の人も

いなかったとき

その時

隣のおばさんが「何してんねんー」といい

追いかけてきて

あたしと母の手を

繋いだ手を引き離したその時

あたしははっきり覚えている

もう「生きていくのはやめておこう」

この世界は、自分の思い道理にはならないんだ・・・

悟る

それは「父が女の人と暮らしてからだった」

幼児虐待

受けていた

その手を引き離されたとき

川沿いには

赤い

赤い

曼珠沙華が咲いていた

のを覚えてる

あのときの

自分に

あって

抱きしめて

あげたい

人生

いいことも

あるさって

抱きしめてあげたい









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