里親の集まりに行き、教会を思った。

 日曜日に地域の里親会で総会がありました。 コロナ禍が続き、里親さんたちで集まるのは約2年ぶりのことです。 久しぶりにお会いした里親さん達。 初めて来られた里親さんたち。 それぞれに良い交わりがあり、力をいただきました。
 里子として育った方の意見を聞いたりすると「里親達だけで物事を進めようとすると里子さんとの関係が行き詰まりやすい」そういう傾向があるそうです。ですからこうした里親会の存在はとても大事です。他人同士が家族になろうってんだもの。誰だって不安です。ですからお互いの子供のこと、嬉しいことや厳しい現実、分かち合う場所が必要なんですよ。

「これって教会だよね」帰りの車の中で相方(妻)と意見が合いました。もちろん里親会には聖書も讃美歌もありません。僕らは「教会こそこうでなきゃね」と切実に感じたのです。教会はお勉強する場所じゃないのです。思うに任せぬ実情、理不尽な世の中で誰もが苦しいはずです。教会は分かち合い、祈りあう場所です。それこそが教会が2000年続いてきた「いのち」の根幹なんです。そこのところをもう一度回復させたいのです。


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