前から言いたかったこと

牧師という仕事をしていく上で、刺青を見せびらかす必要ってないよね。

礼拝説教「なぜ僕らは憎みあうのか」（ヨハネ８：３～１１）

　ある女性が姦通の罪で石打の刑にしろとイエスの元に連れてこられます。レビ記の律法によると「人の妻と姦淫するもの、すなわち隣人の妻と姦淫する者は、姦淫した男も女も共に必ず死刑に処せられる」つまり本来は姦通の罪は女性だけでなく、男性にも同等の責任があるとされていたのです。ですからここには男性も連れてこられていなければならないのに、なぜ女性だけが…？律法と言いながら、現実には攻撃しやすい対象に狙いを定めているだけに成り下がっていたのかもしれません…。いや、そもそもそのような律法があ

今日思ったこと

僕は今まで、広島と長崎の平和資料館や被爆した教会も訪れた。沖縄で市民や日本軍が隠れていたガマも行ったし、平和の礎や伊江島の命どぅ宝の家で戦争の記録や日米軍の兵器も実際に触った。ドイツではザクエンハウゼン強制収容所や、ベルリンの壁、ユダヤ博物館、東側の解放運動の拠点の教会も行った。いつもいつも気持ちは重くなり「なんでこんな愚かな罪を犯すんだよ人間は」としか思えなかったよ。その都度すごく嫌な気持ちにさせられた。感動なんてあるわけがない。でもそれが正解のように思えてならない。 知

キリスト教は罪と赦しの宗教ではあるけれど、牧師が「赦しましょう」「石を投げてはいけません」「寛容でありましょう」を連呼すると、聞いてる方はしんどくなるだけだと思うんですよね

日本人選手がメダルを獲れば、それはうれしい。が、願った結果が出なくても別に僕らに謝る必要なんてないよ。選手みんなにお疲れ様、とそれだけさ。

他の国はともかく、アメリカが長崎に来ないのは無礼にも程がある。日本国民のひとりとして、キリスト者として、牧師として強く抗議する。

まとめてみる作業

　礼拝説教を要約しなければならない時がある。週報にその日の説教の要約を書かねばならないとか、月報に載せる巻頭説教だとか、WEBに載せるとか。私もこれを毎週やっていた時期がありました（５年ぐらいかな）。私はその日の説教を週報に書くのは嫌なので、前週の原稿を「先週の説教から」という題で毎週載せていました。 　これ、正直面倒くさい作業なんです。でも実にいい学びや振り返りになります。先輩牧師は「それはもうひとつ新しい説教を作成するようなものよね」と言われたことを思い出します。 　その

平和の説教が「多様性を尊重してぶつかり合わないようにしましょう」で終わるなら、それは平和の福音といえるだろうか。日本基督教団が８月第１週を平和聖日と定められていることの意味は？かつて教団が戦争に加担したことをどう捉える？そういうことを示さないと、ね。

シオニズムとキリスト教ってもともと関係ないものです。

キリスト教にとって「赦し」はその中心だが、これを説教で語ることは難しい。世の中には見事に赦しを体現した人も確かにいる。だが、そのような人の事を話したとて、会衆に伝わるだろうか。私ならそんな安易な、道徳的説教は聞きたくない。

NEWSつくばに取り上げていただきました

　養育里親（現在は専門里親）となって７年目ですが、今年度から茨城県稲北地区（牛久市、阿見町、美浦村、稲敷市、龍ヶ崎市、取手市、守谷市、利根町、河内町）の里親会の会長を務めさせていただいております。で、今回地元のネット新聞「Newsつくば」の取材を受けまして、里親としてのインタビューを受けました。私のインタビューは下巻ですが、上巻からお読みいただきますと幸いです。ここに掲載されている里親さん、リクルーターの皆さん、もちろん皆さんよく存じ上げている方々です。子どもたちのため、里親

「コスパを無視せよ」

東京都議会選挙で２位に入った石丸伸二氏のモットーは「無駄なことはやらない、 コスパの悪いことはやらない」ということだ そうです。私は読んでおりませんが、 作家の古谷経衡さんが石丸氏の著作をラジオで紹介してくださいました。 なるほど、特に今の若者はコストパフォーマンス重視です。 だから最近のJ-POPの楽曲はイントロもないし、早送りして聞く、 ギターソロは無駄。 そんな聞き方が一般的なんだそうです。だから最近の音楽はあんまり面白くないのかな…。 　さて、 キリスト教会