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【2019ドラフト】1人は欲しい素材型高卒右腕

こんにちは、pastaです。

早速ですが、私はドラフトで各球団1、2人は素材型の高卒右腕を獲得すべきだと考えています。理由は以下の2つです。

ドラフトで素材型高卒右腕を獲得すべき理由

1.肩が使い減りしていない
昨今高校生の投げすぎ問題がたびたびクローズアップされますが、地方にいるような素材型右腕は、甲子園常連校の投手などと比べれば肩が消耗していないのは明らかです。これは大きなメリットの一つだと思います。

2.潜在能力が高く、すぐにプロで通用する選手がいる
適切な指導を受けられずに、その能力を完全に出し切れていない選手が少なからずいると思います。そのような選手がプロの手ほどきを受けて、急激に成長したり、その潜在能力を開花させる可能性は大いにあります。

実際に、阪神の才木選手、浜地選手、ヤクルトの梅野選手、巨人の戸郷選手、西武の平良選手、オリックス山本選手などは早い段階から1軍で頭角を現しつつありますよね。

どのような選手を獲得すべきか?

私は3つポイントがあると思っています。
1.球速が速い
プロで通用するために大きな武器になるのは’’球速’’です。プロで活躍している右腕の多くは150キロ越えの速い球を投げています。もちろん鋭い変化球や球質など様々な要因がありますが、まず第一に球速だと私は考えているため、球速148キロを一つのポイントとして選手を見ています。

2.四球が少なく、三振が取れる
これは素材型高卒右腕に限ったことではありませんが、やはり良いピッチャーの基本ですよね。具体的な数字をあげると、奪三振率8.00以上、四死球率2.00以下を目安として考えています。成績は3年時の夏の予選の成績を見ています。そもそも地方の素材型選手は甲子園に出場していないことが多く、甲子園に出場した選手でもあまり甲子園での数字は気にしないようにしています。

3.体が大きい
やはり高卒選手にはスケール感を求めたいので、体が大きい選手の方が魅力的だと思います。一番理想なのは180cm70kg以上ですが、1や2の数値が突出している場合は175cm75kg以上、170cm80kg以上ぐらいであれば候補に入れるべきだと思っています。

なぜ左腕ではなく右腕なのか

左腕で上記の条件を満たすような選手は、ドラ1や上位候補に挙げられます。なので左腕で上記のような選手はそもそも数が少ないですし、下位で指名することは難しいでしょう。逆に右腕は上記の条件を満たす選手でも下位まで残っていることが十分あります。なので各球団1人は押さえておくべきだと思っております。

今回は、私のおすすめ素材型高卒右腕を紹介したいと思います。

pasta注目の素材型高卒右腕

落合 秀市(和歌山東)
185cm 90kg MAX148キロ
これからぐんぐん伸びていく様を予感させるスケールの大きさを持っています。体が大きく最速148キロの直球を投げ込みますが、様々な変化球を投げ分ける器用さも持ち合わせている選手です。球速はまだまだ上がると思いますし、今投げている変化球の質を向上させること、プロで投げるべき変化球の習得なども器用なのでこなすことができると思います。
3位から4位の指名と見込んでいます。

浅田 将汰(有明)
181cm85kg MAX149キロ
U18にも選ばれた熊本の素材型投手です。私は少しコントロールがアバウトでも勢いで押せる直球が魅力だと思っていますが、U18では140キロ前半の直球とスライダー、チェンジアップのコンビネーションと大人な投球を見せてくれました。プロで活躍するためにはもっとストレートを磨く必要がありますが、それをなし得るポテンシャルを持っていると思います。打者よりも投手としての指名が濃厚です。
3位から4位の指名と見込んでいます。

赤塚 健利(中京学院大中京)
193cm103kg MAX148キロ
とにかく体が大きくマウンドでの迫力が魅力の投手です。ストレートの重さや力は目を引くものがありますし、スピードもここ最近で自己最速を更新し続けていて、まだまだ伸びると思います。変化球やその他もろもろの技術はまだプロで通用するレベルではないので、1軍で通用するまでには時間がかかるかもしれません。投手の育成に自信のある球団に獲得してもらいたいです。
5位から6位、育成での指名と見込んでいます。

鈴木 寛人(霞ヶ浦)
186cm79kg MAX150キロ
ここ1年ほどで急激に成長した選手です。角度のある速い球を投げ、フォームも綺麗で伸びしろを感じさせます。スライダーとフォークの完成度もなかなか高く、プロでも使える変化球だと思います。体作りさえ順調にいけば同校OBの遠藤選手(広島)のように早い段階で1軍で見ることができるのではないでしょうか。
某球団が外れ1位もありえると言っていましたが、実際は3位から4位の指名だと思います。


他にも堀田 賢慎選手(青森山田)、重吉 翼選手(日本航空石川)の動向にも注目しています。

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