EIGHT DAYS A WEEK

今週(2月14日~2月20日)は盛りだくさんだった。

長い長い在宅勤務を経て、月曜日から横浜に出勤をするようになり毎朝7時前には家を出る生活。
慣れない街で慣れない仕事、慣れない時間に活動をして体に着実にダメージが蓄積されていった。

加えて、Excel VBAエキスパート スタンダードの試験を2月19日に控えていたが、持ち前の面倒くさがりが発動し「まぁ、マクロは触ってるし1週間集中して勉強すればいけるっしょ」と思ってギリギリまで勉強していなかったので仕事で疲れたあとに勉強をしなければならなかった。

・・・・しなければならなかったことを実際にしたかどうかは別の話で、私は自分に甘いので結局18日の金曜まで全然勉強せずに終わってしまった。

しかも18日は仕事終わりに14日からプロジェクトに参加した3人(私含む)とプロジェクトから去る3人の歓送迎会がオンラインで開催され、私が勉強を始めたのは23時を回ったころだった。

いやぁ、舐めてた。
いざテキスト読んだら全然触ってないジャンルあって、ネフェルピトーを初めて見たネテロの気持ちになった。
でも、私もハンター協会会長としてのプライドがあるので、そう簡単にあきらめるわけにはいかない。テスト代も高いし。
ということでほぼ徹夜でテキストを読みまくり、実際にVBAを書いて知識を詰め込んだ。

そして来たる19日。
私は明らかなバッドコンディションでテストに臨み、途中何度も「あ、これ落ちるわ」と思い、妻への謝罪文を構成しつつ問題を解いていたが、なんとか合格!
とりあえずお金が無駄にならなかったので妻にも示しがついた。

過酷なイベントを乗り越えたとき、我が家ではその苦労を称えて「祭り」を開催するのが恒例である。
「祭り」とは、まぁ端的に言えば打ち上げなのだが、「お金がなくなっちゃう・・・」とか「太っちゃう・・・」とかは全て忘れてやりたいことやって食べたいものを食べるイベントだ。

今回の祭りは近所の温浴施設に行くことだった。

私はもともとプチ潔癖で、不特定多数のおじさんが同じお湯に入る大衆浴場が苦手だ。妻と大衆浴場に行っても、洗い場で頭と体を洗ったら出て、長風呂の妻のことを休憩所で漫画を読みながら待っていることが常だった。
しかし、大衆浴場が大好きな妻に付き合うことで少しずつ苦手を克服し、今ではゆっくり温泉に浸かることもできるようになった。

それでも、やっぱり温泉で清潔感のないおじさんの裸を見るのも嫌だしイケイケ若者の細マッチョボディを見るのも嫌だ。お風呂に入る時だけ一時的に視力が低下したらいいのにと思ってしまう。
たまにいる眼鏡かけて入ってくる人を見ると、マジでどういうつもりだろうと思う。
ま、でも温泉は気持ちいいから別にいいんですけどね。

そういえば露天風呂に入っていたとき、すごい細身のロン毛のお兄さん(三十代後半?)が入ってきた。
私が勉強不足だったので知らなかったのは申し訳ないが、たぶん彼はロックスターだろう。ロックスターは見た目でわかる。

さて、そんな過酷な一週間を終え、私はなんとか生きている。
ビートルズの名曲「EIGHT DAYS A WEEK」の歌詞は「一週間に8日愛するよ」みたいな内容だが、そのタイトルの由来は多忙を極める彼らの働きぶりの比喩として「週に8日も仕事だ」とリンゴが言ったとか、ポールの運転手が言ったとか、なんとかかんとか・・・。

とにかくEIGHT DAYS A WEEKを終えたので少しゆっくりしたいところだが、また明日も仕事のために涙の乗車券を買って横浜に行くんだ。

せっかくだからGEEK IN BOX行きたいな。

あ、よかったら祖父(プロの彫刻家)の版画Tシャツ買ってください!
https://utme.uniqlo.com/jp/front/mkt/show?id=150137&locale=ja

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