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Snooze リリースです!

【Snooze】
Style:Summer Lager
ABV:5.0%

Spring/Summerシーズンの開幕にふさわしい爽やかで軽やかなラガーです。
ボディは軽め、苦味もやや控えめですが、白ぶどうや柑橘のような華やかな香りが特徴です。
これからの時期にゴクゴクと飲みたくなるようなビールとなりました。


夏だ!海だ!ビールの季節だ!

短かった梅雨も明けて、最高の季節が到来しました。

寝ても覚めても頭に浮かぶのはビールのことばかり。
休日になると思わず明るい時間からお酒を飲んじゃったり、ときには仕事もそっちのけで飲み始めちゃったり。

そんな、これからの時期にぴったりのとってもリフレッシングなラガーが完成。

パシフィックの定番のラガーも最高だけど、このビールは「Summer Lager」の名に恥じぬようさらにチューンナップ。
フルーティな香りと、飲み口は少し柔らかめでありながら、程よい苦味とドライなフィニッシュ感も。
水のようなビールもいいけれど、このビールはちゃんと味わい深くて、重たくない、そんな仕上がりです。


外にでて、風を感じながら、気の済むまでビールを飲んでうたた寝を。
こんなシーンにぴったりとはまるような、そんなビールです。


おまけ

普段はペレット状に加工されたホップを使うことが多いですが、今回は未加工のいわゆるホールホップが手に入ったので使ってみました。

ドイツ産の「Saphire」という品種で、ハーブのような香りに加えて少しレモンのようなニュアンスもあります。

写真では分かりにくいですが、所々見える黄色い粒々が「ルプリン」といいまして、ホップの苦味や香りの成分がギュッと詰まった部分です。
ホップの芯に近い部分に詰まっているので、ホールホップを使う際は写真のように揉みほぐし、ビールに溶け込みやすくする必要があります。

産地やメーカーによって様々なのですが、今回のホップは真空が強いせいか固いブロックのようになっていて切り出すのにとても苦労しました。
包丁を使って剥がすようにして取り分けています。

この状態で1週間ほど漬け込む。

今回は仕込み時に加えて発酵後のビールにもホールホップを直接漬け込み、より香りを引き出しています。

ペレットホップと比べて、加工していないホールホップには独特の“奥ゆかしさ”があるように思います。
またその姿から、ビールが農作物から作られていることを実感するいい機会だとも思っています。
流通の都合から中々手に入りにくいのですが、今後少しずつでもホールホップを使ってビールを作っていきたいなと思っています。

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