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酸羅愛鳧/Slurp リリースです!
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【酸羅愛鳧/Slurp】
Style:Slurpy Sour Ale
ABV:4.0%
茅ヶ崎の気まぐれ屋台料理「カナリヤ」の5周年を記念したサワーエール。
豊かな酸味とフルーティーな香りで、食前にも食中にもピッタリ。
思わず箸がすすんじゃうような、華やかで、楽しい味わいになりました。
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茅ヶ崎にある気まぐれ屋台料理「カナリヤ」の5周年を記念したサワーエールができました!
カナリヤといえばとにかく何を食べても美味い!語彙力を失うほどに、とにかく美味い!のです。
明るく、カラフルに彩られた店内は広々としていてそこが地下だと忘れるような空間。ドリンクは店内のショーケースからセルフで持ってくるスタイルで、出来上がった食事は番号で呼ばれて取りに行く、というさながら東南アジアのフードコートのような雰囲気。
なんですが、出される料理はレストランクオリティ。店主のひろしさんはフレンチレストランをはじめいくつものお店で研鑽を積んできた凄腕シェフでもあるのです。
しっかりとした調理技術を基盤に、屋台料理のラフなニュアンスが加わることで、脳を直撃するような美味いメシが誕生する!という訳。
そのラフな雰囲気と、大勢でも使える大きなテーブルもあるのでお客さんが来た時や打ち上げごとなどでカナリヤで食事をすることも多いのですが、その雰囲気や料理に魅了され「またカナリヤに連れていってほしい」と言われるほど、県外にもたくさんのファンがいます。
当然今回もそんなカナリヤの料理に合うものをということで、カナリヤ夫妻と作戦会議。ひろしさんお手製の、すっぽん鍋を食べながら行いました。
どんなビールにするかとあれこれ話し合い、食前にも気持ちよく飲めるように度数は低めで、それでいて食事にも合う華やかで爽やかなサワーエールを作ることに。
カナリヤのイメージ同様考えただけでよだれが出ちゃうような、そんなビールを目指しました。
サワーエールなので、酸味がキーワードになりますが酸と言っても様々な酸がありますよね。
果物に例えると、柑橘系の中でもレモンとオレンジじゃ全然違うし、パイナップルやベリーなどそれぞれ違った良さがあります。それらは甘味や香りとの組み合わせや、酸の強弱で色々な表情を見せます。
今回は酸味を生み出す菌を全部で3つ組み合わせつつ、別の角度から、伊予柑もアクセントに加え、酸のグラデーションを作るようなイメージでレシピを組み立てました。
またその確かな技術から生まれる丁寧で複雑な料理に影響も受け、2つのタンクで別々の発酵を行いながら、終盤にはそれらを合流するなどして、複数の酵母を活用した発酵方法をとることで奥行きのある味わいを目指しました。
と、あれこれ語ってしまいましたがカナリヤの料理と同様、ウマい!と直感的に味わってもらえれば。
香りは柑橘やパイナップルのようで、口に含むとキュッとした酸味が。そして果汁感のあるジューシーな飲み口から色々なフルーツが頭の中に浮かびます。酸味、わずかな苦味、多少の塩味がそれらをまとめあげ、思わず次の一口、もしくは箸をテーブルに伸ばしたくなるような、そんな仕上がりです。
是非、カナリヤの料理と併せてほしいですし、あなたの町の料理自慢のお店で新たな味覚の探求をしてもらえたら嬉しいです。
おまけ
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酸羅愛鳧/Slurp仕込みの日。
店主のひろしさん&ゆきさん、そしてくるみちゃんも駆けつけてくれました。
ひろしさんと初めて会ったのは10年以上前のこと。僕がまだ地元の飲食店でアルバイトをしていた時に、近所のお店で働いていたのがひろしさんでした。料理の仕事をしようか?と思っていた頃だったので僕の兄貴分というような感じでした。
時は流れて、ビールの修行を終え茅ヶ崎に戻ってきた頃に再会。まだブルワリーの準備中でしたが、ビールができたら店に置くよ!と言ってもらえたのがとても嬉しかったのを覚えています。
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2021年の12月。初めてのビールをリリースしてから1ヶ月ちょっとの頃、カナリヤでイベントも行いました!まだ缶ビールが無い頃だったのでサーバーを持っていって樽生を繋いで、と。茅ヶ崎での初イベントということもありお披露目会のような気分でドキドキしていましたね。カナリヤの料理とクラフトビールの相性の良さを再認識しましたし、ラフで開放的な雰囲気からどこかアメリカのタップルームのような空間にも感じられとても良かったです。お客になって存分に楽しみたい、と切に願いました。
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茅ヶ崎は小さなお店が多く、大勢で飲みに行く時にお店選びが難しいのですがカナリヤは店内も広く誰がいっても楽しめる雰囲気ということもあり、イベントの打ち上げなどで利用することも多いです。20人くらいで大きなテーブルを囲みながら好きなものを食べ、飲んでと、これがまた最高に楽しいのです。キャッシュオンの屋台スタイルなので、お会計にギョッとすることもなく、割り勘で揉めることもなく、楽しい記憶だけが残るのも良いとこ。いや、記憶は残って無いことの方が多いかも。
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先日の「浅草橋ヤング洋品展」にも一緒に出店を。まさか、東京の真ん中で隣同士で出店する日が来るとは思ってもいなかったですね。美味しいご飯には美味しいビールが必要だし、逆もまた然り。東京のお客さんにカナリヤの料理を食べてもらえて、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいました。
振り返ってみると、思い出いっぱい、胸いっぱい。お腹もいっぱい?
ビールのレシピ会議の時に、色々なキーワードが登場したのですがその一つに「カナリヤ愛をぶつけて」というのがありました。なんとも抽象的ですが、これが一番大切なことのような気がして。技術的なこともたくさん考えましたが、結局は愛なんだなと。ということで、精一杯の愛でつくったこのビール。皆さまにも届いたら嬉しいです。
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最後にイベントのお知らせ。
カナリヤの5周年記念のパーティーが開催されます!
4/2(日) 12-18時頃
茅ヶ崎駅南口徒歩5分「カナリヤ」
https://maps.app.goo.gl/CYs25sRiaHFv1VnCA?g_st=ic
予約不要。エントランスフリー。
当日はカナリヤのフードはもちろんのこと、僕らもビールサーバー持参で“酸羅愛鳧/Slurp“を始めとした各種生ビール提供します!
さらに、茅ヶ崎のワインバー「mais bon」の女将フーコさんによる焼き鳥あり!
山梨を拠点とする猟師「山在り」による鹿肉料理あり!
神田「Caliquours Tokyo」によるお燗酒を中心とした日本酒の提供も!
美味しいものしかありません。お腹空かせてきてください!
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